歯の磨きすぎは良くない?
2022/05/25
歯を丁寧に磨くのは良いことです。
中には歯の黄ばみなどの着色が気になるため、つい歯を磨きすぎてしまう方もいるかもしれません。
ですが、必要以上に磨きすぎると口内トラブルの原因になるため注意が必要です。
歯の磨きすぎによる口内トラブル
・歯茎が下がりやすくなる
間違った方法で歯をブラッシングしたり、ブラッシングしすぎたりすると、歯肉退縮(歯茎が傷つき歯茎が下がってしまう事)の原因となります。
歯茎が下がると歯の根っこが見えるようになるので、審美性も低下してしまいます。
食べ物も歯の間に詰まりやすくなります。
さらに、本来歯茎に覆われている根っこの部分は、歯の質がやわらかく汚れも付きやすいため、歯茎が下がることで虫歯にもなりやすくなってしまいます。
一度下がってしまった歯茎は基本的には元の状態に戻らないとされています。
そのため、歯磨きを行うときは、歯茎を傷つけないようにやさしく磨くことが大切です。
・知覚過敏になりやすくなる
オーバーブラッシング(歯磨きのときに力を入れすぎていたり、磨く時間が長かったり、歯磨き粉をたくさん使うことによって歯や歯茎に傷がついてしまうこと)が知覚過敏の原因ともなります。
強い力で歯を磨きすぎると、歯の表面やエナメル質が削れて象牙質が露出してしまうことがあります。
象牙質は刺激に対してとても敏感です。
そのため、象牙質が露出してしまうと、冷たい食べ物などを口に入れたときに痛みを感じたり、歯がしみたりといった、知覚過敏の症状が現れることがあります。
歯の磨きすぎでトラブルに陥った際の対処
・自分に合った歯ブラシを選ぶ
・力を入れて磨かない
・磨く順番を決めて、磨き残しをつくらない
・歯科医院でブラッシング指導・クリーニングをしてもらう
正しく歯を磨いていてもトラブルが起きてしまった、というときには早めに歯科医院に相談することが大切です。
歯科医院では、起きてしまったトラブルに対する処置だけではなく、その人の歯や歯茎に合わせた磨き方やオーバーブラッシングになっていないかなどを知ることができます。
また、歯の黄ばみなどの着色が気になるため、つい歯を磨きすぎてしまう方もいると思います。
そんな方は、ホワイトニングなどの相談をするのも良いでしょう。
歯科医院で歯の状態を診た上で、その人に合ったホワイトニングを提案してくれるので、歯へのダメージも最低限に抑えられます。
当院では専門スタッフによるホワイトニング・クリーニングのご相談を受け付けております。
ぜひお気軽にご相談ください!
問い合わせ先はこちらから
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