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矯正治療中でもホワイトニングはできる?

矯正治療で歯並びを綺麗に整えたら、歯の色も白くして口元の印象をより良くしたいという方も多いのではないでしょうか。

今回は、矯正治療中でもホワイトニングができるのかということについてご紹介します。

 

矯正治療中でもホワイトニングはできる?

歯の表側にブラケットとワイヤーをつける治療方法の場合は、歯の表面にホワイトニングの薬剤を塗布できません。したがって、保定期間に入り装置が外れてからの施術になります。同じワイヤー矯正であっても、歯の裏側に装置をつける裏側矯正(舌側矯正)であれば、オフィスホワイトニングの施術は可能です。マウスピースの装着が必要になるホームホワイトニングは、歯の裏側に装置があることでマウスピースがつけられないため難しいでしょう。インビザラインなどのマウスピース矯正の場合は、基本的にオフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングすべてのメニューからお選びいただけます。ただし、マウスピース矯正であっても歯の表面に「アタッチメント」と呼ばれる白いプラスチック製の突起物をつけることがあります。その場合、アタッチメントがある部分には薬剤は塗れません。

 

どのタイミングでホワイトニングをする?

矯正治療の初期段階にホワイトニングを行うと、後に歯が動いたときにホワイトニングをしていない部分が見えてきます。それが色ムラのように見えてしまうため、ある程度歯並びが整ってきた頃や保定期間に入ってからホワイトニングを行うのおすすめです。矯正治療を始める前の段階ですでに歯の色が気になっていてどうしてもホワイトニングを行いたい場合には、矯正治療前に一度ホワイトニングを行っておくことも可能です。その場合は矯正治療終了後にも再度ホワイトニングをして色ムラをなくしましょう。

 

まとめ

今回は、矯正治療中のホワイトニングについてご紹介しました。矯正治療に使用する装置によっては、治療中であってもホワイトニングの施術を受けられます。ホワイトニングを希望する場合は、矯正治療の担当医ともよく相談しましょう。

また、当院ではマウスピース矯正を中心に様々な矯正治療方法に経験豊富な矯正専門医が対応いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

インプラント治療と糖尿病の関係

今回は、インプラント治療と糖尿病の関係についてご紹介します。

高齢の方がインプラント治療を行う場合は、全身疾患との関連も考慮しなければなりません。糖尿病は国民の5,6人に一人がかかる可能性があるとも言われている疾患で、特に2型糖尿病は日本人に圧倒的に多い生活習慣病とされています。

 

糖尿病とは 

糖尿病とは、インスリンの分泌が不足する、もしくは正常に機能しないために血糖値が高くなる病気です。通常であれば、膵臓から放出されるインスリンによって血糖値が下がりますが、糖尿病になると血糖をうまく細胞内に取り込めなくなり、血中に糖があふれてしまいます。糖尿病の症状には、喉の渇き、頻尿、体重減少、倦怠感などが挙げられますが、初期のうちは自覚症状がないケースもあります。

 

糖尿病はインプラント治療に影響がある? 

インプラントの治療では、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、骨と完全に結合させます。まず、糖尿病があると白血球や免疫にかかわる細胞の機能が低下し、感染のリスクが高くなる、傷の治りが遅くなるといったことが起こります。また、血糖値をコントロールするための自己注射をしている場合、インプラント手術を行う時間帯を考慮しておかないと、タイミングが合わず低血糖症状を生じる可能性があります。そのため、糖尿病をお持ちの方がインプラント治療を行う際には担当歯科医師の十分な知識や内科との連携が必要です。

 

リスクを考慮して安全な治療を

糖尿病をお持ちでもインプラントの治療は可能ですが、骨の代謝の状態によっては人工歯根と骨の結合がうまくいかない、インプラント周囲炎になりやすいなどのリスクも懸念されます。ヘモグロビンの値(HbA1c)が7.0以下にコントロールされていることが望ましいとされていますが、状況に応じて抗生物質を投与するなどして治療を進めていけば、安全に手術を行えます。もちろん、手術時の感染対策も万全にする必要があります。糖尿病に関連するものはもちろん、そのほかにも服用している薬がある場合は前もって担当歯科医師に申し出ておきましょう。

 

まとめ 

今回は、インプラント治療と糖尿病の関係についてご紹介しました。高齢の方がインプラント治療を検討する際は、様々なリスクも考慮した上で、それでもインプラントを選択するのか、入れ歯やブリッジにするのか、歯科医師とよく相談しましょう。当院では患者様のお口の中の状況に合わせた治療方法をご提案いたしますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。

白くなりにくい歯はある?

今回は、ホワイトニングで白くなりにくい歯についてご紹介します。ホワイトニングは歯の黄ばみを分解して自然な白さに導く施術で、様々な年代の方に人気があります。ホワイトエッセンスでは独自の薬剤や技術により高い効果を得られますが、どのような歯に対しても同じ結果が得られるとは限らないということも知っておきましょう。

 

ホワイトニングで白くならない歯

残念ながらホワイトエッセンスの技術をもってしても白くならない歯はあります。

 

・エナメル質形成不全症

・象牙質形成不全症

・金属塩が沈着している歯

・詰め物や被せ物

 

これらの場合はホワイトニングで歯の色を改善することは難しいので、ラミネートべニアなどの審美治療で対応します。

 

ホワイトニングで白くなりにくい歯

 

・加齢による黄ばみがある歯

加齢に伴い、エナメル質が摩耗して内部の象牙質の色が透けて見えやすくなる、歯の象牙細管が封鎖されて透明象牙質ができやすくなるなどによって歯の色が暗くなってきます。実際に若い人に比べ、高齢者の歯はホワイトニングの効果が出にくいという研究結果も報告されています。さらに、ホワイトエッセンスにおけるホワイトニング効果を検証したデータによると、35歳以上になると白くなりにくい可能性があることも示唆されています。一定の白さにするためには時間がかかる可能性があることも考慮しましょう。

 

・犬歯

前から3番目の歯を犬歯と言いますが、この歯はもともと前歯に比べて色が濃いと言われています。そのため、他の歯に比べると理想の白さに到達するまでに時間がかかることもあります。

 

・テトラサイクリン歯

テトラサイクリン系の抗生物質を歯の形成期に大量に服用することで変色した歯を、テトラサイクリン歯といいます。時間はかかりますが、半年以上ホワイトニングを継続すると色調に改善がみられることもあります。

 

・失活歯

神経がない歯も白くなりにくいとされていますが、デュアルホワイトニングを長く続けるとある程度改善されたという症例もあります。

 

まとめ

今回は、ホワイトニングで白くなりにくい歯についてご紹介しました。ホワイトエッセンスのホワイトニングは、一般的に色調の改善が難しいとされている歯でも一定の効果を得られることがあります。

当院は、多数の症例実績を誇るホワイトエッセンス加盟医院です。ホワイトニングのご予約、お問合せはお電話で承っております。

1月休診のお知らせ

1月25日(木)は院内研修のため休診とさせていただきます。
休診中のご予約はWEB予約をご利用いただけますと幸いでございます。
ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

インプラント治療と骨粗しょう症の関係

今回は、インプラント治療と骨粗しょう症の関係についてご紹介します。

高齢の方がインプラント治療を行う場合は、全身疾患との関連も考慮しなければなりません。骨粗しょう症は特に女性に多い疾患とされていますが、インプラント治療に影響があるのでしょうか。

 

骨粗しょう症とは 

骨粗しょう症とは、骨の密度や質が低下して骨折しやすくなる病気です。通常であれば、骨は古いものが壊され、新しいものが作られる「骨代謝」を繰り返して一定の強度を保っていますが、骨粗しょう症になるとそのバランスが崩れてしまいます。骨粗しょう症の原因には、加齢に伴う骨代謝の低下、カルシウム不足、カルシウム調節機能の衰え、運動不足などが挙げられます。

 

骨粗しょう症はインプラント治療に影響がある? 

インプラントの治療では、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、骨と完全に結合させます。骨の密度や質が低下すると、人工歯根が結合しないことなどが懸念されるかもしれませんが、実際にはそのような報告はほとんどありません。過去の研究でも、骨粗しょう症のある人とそうでない人でインプラントの治療結果に差がなかったことが明らかになっています。したがって、骨粗しょう症があってもインプラントの治療に影響が出ることはありません。

 

薬剤の種類には注意を

骨粗しょう症そのものはインプラントの治療に影響を及ぼしませんが、治療のために使用している薬剤によっては顎骨壊死のリスクを考慮する必要があります。例えば、骨粗しょう症に対して投与されることの多いビスフォスフォネート製剤は、骨吸収抑制作用により顎骨壊死を引き起こす可能性があると考えられています。骨粗しょう症に関連するものはもちろん、そのほかにも服用している薬がある場合は、前もって担当歯科医師に申し出ておきましょう。

 

まとめ 

今回は、インプラント治療と骨粗しょう症の関係についてご紹介しました。高齢の方がインプラント治療を検討する際は、様々なリスクも考慮した上で、それでもインプラントを選択するのか、入れ歯やブリッジにするのか、歯科医師とよく相談しましょう。当院では患者様のお口の中の状況に合わせた治療方法をご提案いたしますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。

 

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