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妊娠中の親知らずのトラブル、抜歯はできる?

「ミニマルインターベンション(MI)」の考え方には5つの項目が掲げられており、その中の一つに「患者様への教育」があります。その代表例でもある口腔衛生指導(OHI)は歯科医院において欠かせない役割を果たしており、単に歯を磨く方法を教えるだけでなく、患者様の全身の健康に直結する重要なプロセスです。今回は、妊娠中の親知らずのトラブルへの対処法と、抜歯の可否についてご紹介します。

 

妊娠中に親知らずのトラブルが起こりやすい理由

妊娠中は、ホルモンバランスの変化により歯ぐきが腫れやすくなります。特に親知らずの周囲は磨きにくく細菌が繁殖しやすい環境のため、歯ぐきが腫れるなどの炎症が起こりやすいのです。

 

主なトラブルの症状
・親知らずの周囲の腫れや痛み
・口が開きにくい
・歯ぐきが赤く腫れ、膿がたまる
・発熱や全身の倦怠感

 

このような症状がある場合、すぐに歯科医院で相談しましょう。

 

妊娠中に親知らずを抜歯できる?

妊娠中の抜歯は可能ですが、慎重に判断する必要があります。妊娠初期(~15週)と後期(28週~)は、母体への負担が大きいため、抜歯は避けた方がよいとされています。比較的体調が安定している妊娠中期(16~27週)であれば、歯ぐきの切開を伴わない簡単な抜歯は可能です。ただし、基本的には応急処置にとどめ、本格的な抜歯は出産後に行うのが一般的です。

 

妊娠中の親知らずトラブルへの対処法

抜歯をしない場合でも、症状を和らげる方法があります。

 

1.口腔内を清潔に保つ
・親知らずの周囲を丁寧に磨く
・デンタルリンスを活用する

 

2.炎症を抑える
・歯科医院で抗菌薬や痛み止めを処方してもらう(妊娠中でも使用できる薬を選択)
・腫れている部分を冷やす

 

3.食事の工夫
・刺激の少ない柔らかい食事を選ぶ
・糖分の多い食べ物を控える

 

まとめ

妊娠中に親知らずのトラブルが起きた場合、まずは歯科医院に相談しましょう。妊娠中期であれば簡単な抜歯は可能ですが、基本的には応急処置を行い、本格的な抜歯は出産後にするのが一般的です。お口のトラブルを防ぐために、日頃からのケアを大切にしましょう。

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