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ホワイトニング効果のある歯磨き粉はどう選ぶ?

毎日の歯磨きでも、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使いたいと思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、ホワイトニング効果のある歯磨き粉の選び方や、注目したい成分についてお話ししていきます。

 

ホワイトニング効果のある歯磨き粉の目的

 

市販の歯磨き粉でホワイトニングの効果を謳うものは数多くありますが、共通することは生まれもった歯の色以上に白くすることは難しい、ということです。あくまで歯の表面の汚れを落とすために使用するもので、より白い歯を目指すためにはホワイトニング治療が必要となります。したがって、あくまで補助的なものとして歯磨き粉を使用しましょう。

 

ホワイトニング効果のある歯磨き粉の選び方

 

・低研磨もしくは研磨剤不使用の歯磨き粉を選ぶ

歯磨き粉を選ぶとき、研磨剤が入っているほうが歯が白くなりそうな気がするかもしれません。しかし、研磨剤の粒子が大きすぎると、かえって歯のエナメル質を傷つけてしまう可能性があります。したがって、市販のホワイトニング歯磨き粉を選ぶときには、低研磨もしくは研磨剤不使用と表示のあるものを選ぶとよいでしょう。

 

・ホワイトニング治療中はフッ素に要注意

むし歯を予防する観点から、フッ素が配合されている歯磨き粉を選ばれる方も多いかと思います。しかし、ホワイトニング治療をしている間に使用するものとしては、フッ素配合の歯磨き粉はあまりおすすめできません。フッ素で歯の表面がコーティングされることにより、ホワイトニングで使用する過酸化水素という成分が浸透しにくくなる可能性があるからです。フッ素配合の歯磨き粉は、歯科医院でのホワイトニング治療が終わってから使うようにしましょう。

 

今回は、ホワイトニング効果のある歯磨き粉の選び方についてご紹介しました。毎日のセルフケアに取り入れてみてはいかがでしょうか?

当院でも、おすすめのホワイトニング歯磨き粉を販売しておりますので、ご興味のある方はぜひスタッフまでお声がけください。

インプラント手術後に気をつけること

インプラントの手術では、顎の骨を削り、そこにインプラント体を埋め込みます。

手術のあとには、どのようなことに気をつけて過ごしたらよいか、ご紹介していきます。

 

【手術直後】

インプラントの手術では、一般的に静脈内鎮静法とよばれる麻酔と、局部麻酔の2種類を併用します。術中や手術直後はまだ麻酔がきいているためお痛みを感じることはほとんどありません。しかし口元の感覚がないぶん、食事をすることで唇や頬の粘膜を噛んでしまったり、熱いものでやけどをしてしまう可能性もあります。麻酔がきれるまでは、可能な範囲でお食事は控えていただいたほうがよいでしょう。

 

また、麻酔がきれてからはお痛みが強くなることもあります。手術後は抗生剤と痛み止めが処方されますので、痛み止めはお痛みがあるときに、抗生剤は処方された日数分飲みきるようにしましょう。

 

【~1週間後】

手術当日、麻酔がきれてからのお食事は歯や顎に負担がかからないよう、柔らかいものを選びましょう。また、一口量を少しにしたり、手術部位とは反対側で噛むなど、食べ方にも工夫をするとよいでしょう。

 

手術当日~3日程度は、長湯や熱いお風呂は避けましょう。血行がよくなることで、再び出血したりお痛みが強くなる可能性があります。同様に、術後1週間程度は激しい運動も控えてください。

 

また、飲酒や喫煙も術後1週間は厳禁です。アルコールは血液の循環をよくするため出血やお痛みの原因になり、一方喫煙は血液の循環が悪くなり傷の治りも遅くなります。

 

【1週間後~抜糸まで】

手術から1週間ほど経つと、お痛みや腫れも概ねおさまってくるかと思います。ただし、お痛みがなくなったからといって傷口を触ったり歯ブラシで普段通りに磨いてしまうと、傷口が開いてしまったり再出血するおそれもあります。したがって、傷口を刺激することなく、清潔に保つことが大切です。抜糸するまでの期間は、専用のうがい薬が処方されることもあるので、軽くすすぐ程度に活用するとよいでしょう。お口の中全体に汚れや細菌が残っていることは手術部位の治りが遅くなることにもつながるため、手術部位以外は毛の硬さがやわらかい歯ブラシで丁寧に磨いてケアをしましょう。

 

今回は、インプラント手術後の生活で気をつけることについてご紹介しました。術後は安静に過ごし、少しでも気になることがあれば担当医の指示を仰ぎましょう。

インプラントの治療期間

インプラント治療を受けてみたいと思っても、どのくらいの期間がかかるかが分かりづらく、一歩踏み出せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

インプラント治療とは、失われた歯のかわりに人工歯根を顎の骨に埋め込む治療です。全体の治療期間には個人差がありますが、平均すると3ヶ月から12ヶ月といわれています。外科的な手術を伴うほか、人工歯根が顎の骨に定着するための時間もかかるため、トータルの治療期間は自ずと長くなるのです。

 

今回は、インプラント治療のそれぞれの過程でかかる治療期間をご紹介いたします。

 

【精密検査と治療計画の立案】

カウンセリングで患者様のご希望をお伺いした後、様々な検査を行い歯ぐきや顎の状態を入念に調べます。レントゲンやCT撮影などを行うため、2~3回の通院が必要となるケースが多く、検査から診断、手術のご説明なども含めると平均して2週間ほどかかります。

歯周病など事前の治療が必要となった場合は、この限りではありません。

 

【人工歯根埋入手術】

インプラントの手術には1回法と2回法がありますが、現状では2回法が標準的な術式です。今回は2回法の場合をご紹介します。

1回目の手術では人工歯根を埋め込みます。人工歯根と顎の根が結合するまで、3~6ヶ月の定着期間が必要です。顎の骨の状態などにより個人差はありますが、下顎であれば約3ヶ月、上顎であれば約6ヶ月の期間を要するといわれています。その後、アバットメント(人工歯根と上部構造を接合するための部品)を装着するために2回目の手術を行います。手術自体は、それぞれ1~2日で終わることがほとんどです。

 

【上部構造のセット】

人工歯根が顎の骨にしっかりと定着したことを確認出来たら、型どりを行い、1~2週間かけて上部構造(人工歯)を作製します。上部構造ができあがったら、アバットメントと連結させ、嚙み合わせを調整します。セットは通常1日で完了します。

 

治療にかかる期間は上記のようになりますが、インプラントは治療後のメンテナンスがとても重要です。入れたら終わり、ではなく日々のメンテナンスに気を配り、定期検診を受けましょう。

 

インプラントの治療期間についてご不明点がございましたら、お気軽に当院までご相談ください。

デュアルホワイトニングとは

デュアルホワイトニングをご存知でしょうか?

ホワイトニングというと、ご自宅で行うホームホワイトニングと、歯科医院で行うオフィスホワイトニングを思い浮かべる方がほとんどかと思います。

今回は、デュアルホワイトニングについてお話ししていきます。

 

デュアルホワイトニングとは

 

デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用するホワイトニング方法です。持続性のあるホームホワイトニングと、即効性のあるオフィスホワイトニングを掛け合わせることで、各ホワイトニングを単体で行うよりも効果が長持ちしやすく、理想の白さに近づくことができます。

 

デュアルホワイトニングの特徴

 

理想の白さになるまでの期間は、ホームホワイトニング単体の場合おおよそ2ヶ月、オフィスホワイトニングは処置当日といわれています(もとの歯の色など個人差があります)。

デュアルホワイトニングの場合は、1ヶ月程度といわれており、ホームホワイトニング単体での治療よりも期間は短くなります。

 

デュアルホワイトニングの効果が続く期間は、これにも個人差がありますが概ね1~2年といわれています。なるべく効果を長続きさせることができるよう、着色しやすいものの飲食や喫煙は控えるようにしましょう。

 

デュアルホワイトニングのメリット

 

・短期間で理想の白さに近づくことができる

持続性の高いホームホワイトニングと、即効性のあるオフィスホワイトニングを組み合わせることで、効率よく歯を白くすることができます。

 

・持続性が高い

オフィスホワイトニングのあとにホームホワイトニングを行うことで、ホームホワイトニングの薬剤が浸透しやすくなり、その結果持続性も高くなります。

 

・自然な色調にできる

オフィスホワイトニングは、即効性がある一方、歯の表面構造が変化しやすく、歯の透明度にやや欠ける仕上がりとなるといわれています。ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングに比べ薬剤の濃度が低く、時間をかけてじっくり歯を白くしていくため、歯の表面の構造変化を起こしにくく、自然で透明感のある色調に仕上がります。双方のホワイトニングを行うことにより、効果の実感が早く、自然な仕上がりが期待できます。

 

このようにデュアルホワイトニングは、効率良く自然な白さにしたい方や、ホームホワイトニングやオフィスホワイトニング単独での治療がやや物足りない方におすすめの治療法です。

 

デュアルホワイトニングにご興味のある方は、お気軽に当院までご相談ください。

インプラントの精度・安全性を高める「ストローマンガイド」とは?

インプラント手術では歯ぐきを切開して顎の骨に穴をあけ、そこにインプラント体(人工歯根)を埋入します。この際、正確な位置・角度・深さで埋入することがインプラントを成功に導くためになによりも大切です。

 

それをサポートするのが、「ストローマンガイド」とよばれる手術用テンプレートです。

今回はストローマンガイドについてご紹介いたします。

 

ストローマンガイドとは

 

ストローマンガイドとは、術前のシミュレーション通りにインプラント体を埋入するためのテンプレートのようなものです。手術前に撮影したCTのデータをもとに、インプラントをどのように埋入するかのシミュレーションをコンピューター上で行い、それに基づき3Dプリンターがストローマンガイドを作製します。

 

ストローマンガイドはマウスピースのような形をしていますが、一般的なマウスピースとの大きな違いは、インプラントを埋入する箇所に穴が開いているということです。シミュレーションと同じように正確にインプラント体を埋入できるように精密に設計されており、それに合わせて手術を進めることで、シミュレーション通りの位置・角度・深さでインプラントを埋入することができます。

 

ストローマンガイドを用いるメリット

 

精度が高い

ストローマンガイドはコンピューターによるシミュレーションに合わせて作製されるため、精度の高い治療が再現できます。

 

安全性が確保できる

下顎に手術を行う場合、特に神経を回避してインプラント体を埋入することが非常に重要となります。ガイドを活用することで、安全性を確保した上で手術を進めることができます。

 

手術時間が短縮できる

安全かつ短時間で手術を行えることは、患者様の体力的なご負担の軽減に繋がります。

 

歯ぐきを切らずに手術ができる

ストローマンガイドを用いたインプラント手術では、歯ぐきを切開せずにインプラント体を埋入できる症例もあります。それが可能になれば出血や腫れが最小限に抑えられ、患者様のご負担の軽減はもちろん、手術後の早期回復にも期待ができます。

※すべての症例には適応できません。

 

まとめ

 

以上のように、ストローマンガイドはインプラント手術の精度と安全性を高める画期的で新しい技術です。ストローマンガイドを用いた治療方法にご興味のある方は、お気軽に当院までご相談ください。

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