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自宅でできるプラークコントロール 歯間ブラシを使ってみましょう

今回は、セルフケアでのプラークコントロールにおける歯間ブラシの使い方についてご紹介します。「ミニマルインターベンション(MI)」の考え方には5つの項目が掲げられており、その中の一つに「口腔内の細菌叢の改善」があります。細菌叢のバランスを保つために必要となるのが「プラークコントロール」です。プラークコントロールの精度を上げるためには、歯間ブラシやデンタルフロスといった補助清掃用具を活用することが大切です。歯間ブラシの正しい使い方や取り扱い方法を知っておきましょう。

 

歯間ブラシの使い方

歯間ブラシにはアングルタイプ(L字型)とストレートタイプ(I字型)がありますが、どちらも使い方は同じです。適切なサイズの歯間ブラシを選んだら、ブラシを歯と歯の隙間の三角形になっている部分にゆっくりと挿入します。このとき少し斜め下の角度から入れるようにすると歯ぐきを傷つけません。ブラシを入れたら歯の面に沿わせて角度を少しずつ変えながら前後に2~3往復させ、プラークを絡めとります。はじめに歯の外側から歯間ブラシを入れて清掃したら、次は歯の内側からも同様にしましょう。両側から行うことで、プラークの除去効率を上げられます。

 

歯間ブラシの取り扱い

歯間ブラシは基本的に使い捨てではありません。洗浄して何回か使用できます。使用後の歯間ブラシは流水下で手でこすりながらしっかり洗浄し、乾かして風通しのよい場所で保管しましょう。何回か使っているうちに毛の弾力がなくなったりまばらになってきたら交換の合図です。ブラシの状態が悪くなったまま使い続けているとプラークがしっかり除去できなくなる、歯ぐきを傷つけてしまうといった原因になります。適切な時期に新しいものに取り替えて、常に清潔な状態で使いましょう。

 

まとめ

今回は、歯間ブラシの使い方についてご紹介しました。歯間ブラシの選び方や使い方に不安がある方は、お気軽に歯科衛生士までご相談ください。

当院ではミニマルインターベンション(MI)の考え方に基づき、患者さまお一人おひとりにとって最善の治療方法をご提案しております。ご予約、お問合せはお電話で承っております。

Category - メインテナンス

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