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着色汚れがあるとつきやすい「プラーク」ってなに?

 

今回は、着色汚れに付着するプラークについてご紹介します。歯に着色汚れがついていると、見た目で不潔な印象を与えてしまう、自分の笑顔に自信が持てないなどのデメリットがあります。また、それだけでなく歯の表面に着色があることによってプラークが溜まりやすくなるのです。そもそも、プラークとはどのようなものなのでしょうか。

 

食べかすとプラークは同じもの?

ものを食べた時にお口の中に残る食べかすと、プラークは別のものです。食べかすは飲食物の欠片そのものですが、プラークはお口の中の細菌が塊のようになったものを指します。

 

プラークができるまで

歯の表面は常に唾液に晒されている状態であり、唾液中の糖タンパク成分が「ペリクル」と呼ばれる薄い膜を形成して付着しています。この膜は歯の表面を保護してくれる役割もありますが、その一方で細菌が付着しやすくなるという一面ももっています。

 

食事をしたあとの食べかすがお口の中に残っていると、お口の中の細菌が活動しはじめます。お口の中には500種類以上もの細菌が存在していると言われており、これらの細菌がペリクルに付着し、定着、増殖していくことで塊を形成していくのです。この塊こそが「プラーク」と呼ばれるものです。食べかすがプラークになるまでには8時間~24時間ほどかかるといわれています。

 

着色汚れにプラークが付着すると何が起こる?

コーヒーや紅茶などの飲み物や煙草のヤニなどは、着色汚れの原因にもなります。歯の表面に着色汚れがついていると、ザラザラとして凹凸のある状態になっています。細菌の塊であるプラークは粘着性のあるものなので、つるつるとしていて滑沢な場所にはつきにくい性質をもっていますが、一方でザラザラした場所には付着しやすいということになります。着色汚れがついていることでプラークコントロールが難しくなり、むし歯や歯周病、口臭のリスクを高めることになってしまうのです。

 

まとめ

今回は、着色汚れに付着するプラークについてご紹介しました。ホワイトニングで美しい歯を維持することも大切ですが、プラークコントロールを適切に行いお口の健康を守ることも意識していきましょう。

当院は、多数の症例実績を誇るホワイトエッセンス加盟医院です。ホワイトニングのご予約、お問合せはお電話で承っております。

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