インプラントは誰でも受けることができる?
2023/01/13
〈インプラントとは〉
インプラントとは、体内に埋め込む医療機器や材料の総称です。歯が無くなった場合に、顎骨に埋め込む人工歯根もインプラントの一つであり、正確には「デンタルインプラント」と呼称されます。しかし一般的には、歯科インプラントの意味で「インプラント」という言葉が用いられることが多いので、以下インプラントという言葉が使用されています。
〈誰でも受けることができる?〉
結論から申しますと、年齢の上限はありません。しかし、未成年の方の場合は顎の成長が止まってからでないと受けていただくことができません。
また、口腔内の環境や骨の状態、持病の有無などの条件もございます。
さらに、歯周病に罹患している患者さんや喫煙される患者さんにおいては、治療後のインプラントの残存率が低いことが知られています。歯周病に罹患している場合は歯周病の治療を優先しておこない、喫煙されている場合は減煙あるいは禁煙してから、インプラント治療を受けることをお勧め致します。
いかがでしたでしょうか?
インプラントは審美的にもとても良い治療法の一つです。しかし、患者様の安全の為、いろいろな条件はございます。これだけ聞くと「自分はどうなのだろう…」「インプラントはやってみたいけど、持病があるからできないのかな…」などと不安に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
当医院ではしっかりとお話を伺ったうえで、精密に検査を行い、患者様に合った治療法を一緒に考えご提案させていただきます。
歯や口腔内でお悩み等ございましたら、是非お気軽にご相談くださいませ!
インプラントとはどんな治療法?
2022/12/23
近年は、インプラントが一般的になってきたため、単に「インプラント」といっても歯科治療のインプラントを指していることが多いと思います。
しかし、厳密にいえば、インプラントとは体内に埋め込む人工物のことを指しています。整形外科の骨折治療で使用されるボルトなども、厳密はインプラントです。
虫歯や歯周病などの病気や不慮の事故、先天的な理由により歯を失ってしまった場合、抜けたままの状態で放置していると、噛み合わせや歯並びに悪影響を及ぼしてしまいます。失った歯を補う方法として、ブリッジ、入れ歯、インプラントのいずれかの方法で治療を行う必要があります。
治療法、期間、金額などしっかりと納得して治療法を選択することが大切です。
〈メリットとは〉
患者様の口腔内の状況・ご希望によって変わってきますが、今回はインプラントのメリットについてお話したいと思います!
・入れ歯に比べ、咀嚼機能を大きく回復できる
・天然歯のような歯を入れることが可能
・独立した歯が入るので、他の健康な歯を削らない
・天然歯と同じ感覚で噛める
・顎の骨が痩せるのを防げる
いかがでしたでしょうか?
インプラントならではのメリットも沢山あります!
ぜひお気軽にご相談ください!
ホワイトニング中は着色しやすい?
2022/12/21
私たちの歯の表面は、ペリクルと呼ばれる唾液由来のタンパク性の薄い膜で覆われています。
ペリクルは歯垢の原因の一つとなりますが、歯を外の刺激から守ってくれるというメリットも兼ね備えています。
ホワイトニング直後は、このペリクルが一時的になくなっていますので、歯は普段よりも着色しやすくなります。
また、ペリクルは24時間程度で再生されますが、その間、ぺリクル内に着色の原因となる色素が入り込むと、再着色を促進することとなるのです。
〈着色しやすい食べ物・飲み物〉
・コーヒー、紅茶、お茶、赤ワイン
・カレー、キムチ
・イカ塁、牡蠣、梅干 緑黄色野菜
・果物(特にぶどうなどの柑橘類)
色素やアクの強いもの、酸性の強いものはできるだけ避けましょう。
〈まとめ〉
ホワイトニングの白さを保つことは、難しいことではありません。
ホワイトニングの期間中は、先ほど挙げた飲食物や喫煙を控えることが大切です。
それに加えて、定期的にメインテナンスを受けることで、白く美しい歯を持続させることができます。
いかがでしたでしょうか?
ホワイトニングをした後のケアも大切だということがお分かりいただけたのではないでしょうか✨
当医院ではホワイトエッセンスを行っております!
歯の着色、黄ばみが気になるという方は、是非お気軽にご相談くださいませ!
年末年始のお知らせ
2022/12/21
一年間、当院の治療にご理解を賜りまして誠にありがとうございました。
12月29日(木)~1月4日(水)まで休診とさせて頂きます。
新年は1月5日(木)より通常通りの診療となります。
新しい年も皆様のお口の健康をサポートをさせて頂きますのでよろしくお願い申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
インプラントの構造
2022/12/16
インプラント…
よく聞くけどどのようなものなのだろう…
今回はそんな疑問にお答えし、インプラントの構造についてお話したいと思います。
〈フィクスチャー(歯根部)〉
フィクスチャー(インプラント体とも言います)は、手術で顎の骨の中に埋め入れる人工歯根部分です。顎の骨の中に埋められたフィクスチャーは、オッセオインテグレーションと呼ばれる骨とチタンが結合する作用によって、顎の骨と徐々に結合して行きます。非常に生体親和性が高いため、金属アレルギーの方も安心して治療が受けられます。
〈アバットメント(支台部)〉
アバットメントは、手術で顎の骨の中に埋め入れたフィクスチャー(インプラント体)の上に取りつけられ、セラミックなどの人工歯を連結して支えます。人工歯の種類や固定方法などによって様々な種類があり、人工歯と一体化させて製作することもあります。フィクスチャーの上に取りつけられる部分で、セラミッククラウン等の上部構造を支える役割を果たします。
〈上部構造補綴物(人工歯)〉
手術で顎の骨の中に埋め入れたフィクスチャー(インプラント体)の上にかぶせる人工歯の部分で、インプラント埋入手術後、フィクスチャーが顎の骨と完全に結合してから製作して装着します。通常はセラミックで作りますが、臼歯部などで強い力がかかる場合は金属の方が適している場合もあり、歯の冠の内側に金属の裏打ちのある メタルボンドと、セラミックだけでできているオールセラミックスなどがあります。
いかがでしたか?
インプラントは三つの材料からできており、上部構造補綴物は色々な種類の中から患者様自身で選択していただくことが可能です!
種類が多くてわからない…
という場合もご安心ください!
お話を伺ったうえで、一番良いものを一緒に考えご提案いたします。
是非一度お気軽にご相談ください!