根管治療(根の治療)とは③
2021/08/09
こんにちは、歯科医師の柴田です。
引き続き根管治療(根の治療)についてお話ししていきます。
虫歯を取りきった後に実際に根の中にアプローチしていきます。
下の図は歯の断面ですが、汚染された歯髄や過去に根の治療を行った時のお薬を外していきます。こちらの図は簡略化したものですが、実際は木の根っこのように複雑になっていて非常に難しい治療ステップになります。いろいろな器具や薬液をを用いてかつ治療する先生の知識や経験が非常に大切になります。いかに感染物を取っていくのかも成功するかどうかの大きな分かれ道にもなります。
次回は根の中が再度感染しないように封鎖する処置についてお話しします。
根管治療(根の治療)とは②
2021/08/06
今回は少し掘り下げて治療内容をお話していきます。
実際に口の中でどのようなことをしているのかわからないと思います。それもあって不安があるという方もいるのではないでしょうか?
まず麻酔をして痛みが出ないようにします。
その次にラバーダム防湿を行います。非常に重要なステップです。アメリカの根管治療のガイドラインではラバーダム防湿ができない場合は治療の適応外と定められているほどです。
ラバーダム防湿が終わった後は歯の消毒も行います。そのままでは細菌が歯に残っていますからね。
続いて視点が変わるのですが、虫歯の除去です。虫歯をまず徹底的に取り除かないことには根管治療の成功はありません。
顕微鏡を用いて虫歯を全て取っていきます。虫歯というのは目で見るだけではなくて染めだしたら、器具で触って硬さを調べたりといろいろな方法で探っていきます。
次回はどのようにして根の中にアプローチしていくかお話ししていきます。
8月休診のお知らせ
2021/08/04
8月23日(月)午後は研修のため13時00分より休診とさせていただきます。
休診中のご予約はWEB予約をご利用いただけますと幸いでございます。
ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。
根管治療(根の治療)とは➀
2021/08/04
こんにちは、歯科医師の柴田です。
今日はそもそも根管治療とは何かということについてお話ししていきます。
根管治療に関与する病気としては大きく2つに分けられ、歯髄炎と根尖性歯周炎に分けられます。
虫歯がどんどん進行してしまうと歯の中にある”歯髄”(便宜的に神経などと呼んでいます)という場所に到達してしまいます。
到達すると人間の体の中で一番硬いエナメル質(歯の一番外の層)を溶かしてしまうくらい強力な細菌なのですぐに歯髄は感染してしまい、あっという間に細菌が広がり痛みを感じるようになります。症状は冷たいものがすごくしみる、温かいものもしみる、何もしていなくても痛い、夜中に痛いなど様々で、全く痛くないというケースもあります。ただ多くの場合激痛を伴うため、急いで歯科医院に駆け込まれる方が多く、症状が強すぎると麻酔も効かず、大変辛い思いをされる方がいらっしゃいます。
なるべくそのようなことにはならないように定期的な検診をお勧めしています。
マイクロスコープを用いた診療
2021/08/02
こんにちは。
歯科医師の柴田です。
今回はマイクロスコープについてお話させて頂きます。
患者様からマイクロスコープがあるかどうかという問い合わせを受けることがあります。
そこまで歯科診療におけるマイクロスコープの使用というのが世間に認知されているということになります。
歯科診療でマイクロスコープが用いられるようになってから歯科の世界は大きく変化したと言えます。お口の中というのはとても小さい世界で昔は“経験”や“勘”を頼りに診療することが多かったのですが、マイクロスコープが登場してから見える世界が大きく変わり、その結果より高い精度で診療を行えるようになりました。
質の高い診療を希望される方は是非ご連絡いただければと思います。