市販のホワイトニング歯磨き粉で歯は白くできる?
2022/04/21
市販のホワイトニング歯磨き粉で歯は白く出きるのでしょうか?
答えはNO!です。
ホワイトニングにおいて市販のホワイトニング歯磨き粉を使用すれば費用が安く済むように思えます。
しかし、市販のホワイトニング歯磨き粉を使用しても、歯科治療のホワイトニングのように白くはなりません。
それはなぜか?
解説していきます。
なぜ市販の歯磨き粉では、歯は白くならないのか?
答えは簡単です。
市販のホワイトニング歯磨き粉と歯科治療のホワイトニングは別物だからです。
同じホワイトニングの名前がついていますが、それぞれのホワイトニングは別物で、使用されている成分が異なります。
歯科治療のホワイトニングでは薬剤に過酸化水素や過酸化尿素が含まれており、これらは劇物です。
このため一般では使用できず、市販の歯磨き粉に成分として含めることができません。
含まれている成分が異なるため効果も全く異なり、ホワイトニング歯磨き粉では歯が白くならないのです。
歯磨き粉でホワイトニング効果を期待できる歯の色は、嗜好品やタバコなどのよる「後天的に付いた要素の影響を受けた歯の色」を改善する商品が主なものです。
歯科治療のホワイトニングの効果
過酸化水素や過酸化尿素などによって歯の表面のエナメル質の構造を変化させます。
これによって透明ガラス状のエナメル質が曇りガラス状となり、マスキング効果をもたらすことで変色した象牙質がうつらず、歯が白くなって見えるのが仕組みです。
市販のホワイトニング歯磨き粉の効果
歯自体を白くする漂白成分を含む薬剤を歯磨き粉に使用することは禁止されています。
そのため使用されているのは主に研磨剤であり、文字どおり削って落とすことで歯を綺麗にします。
歯の表面にしか効果はないため、対処できるのは歯の表面の着色や汚れまでになります。
まとめ
ホワイトニング歯磨き粉は歯の表面の着色や汚れのみしか対応できず、それなら歯のクリーニングを受けた方が良いでしょう。
歯科治療の歯のクリーニングなら歯の表面の着色や汚れはもちろん、磨き残したプラークも綺麗に除去できます。
また、表面の掃除だけでなく歯の内部の色を明るくするには、歯科医院で専門スタッフの施術を受けるホワイトニングをオススメします。
当院では専門スタッフによるホワイトニング・クリーニングのご相談を受け付けております。
ぜひお気軽にご相談ください!
問い合わせ先はこちらから
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