歯の黄ばみと歯石の違い
2023/10/18
今回は、歯の黄ばみと歯石の違いについてご紹介します。歯の根元のほうが黄色っぽくなっている場合は、一概に黄ばんでいる状態であるとは言い切れません。この場合は、黄ばみではなく歯石がついている可能性があります。
歯の黄ばみとは
一般的な黄ばみは、またの名を「ステイン」ともいいます。飲食物に含まれるタンニンやポリフェノールなどの色素が唾液のタンパク質と結合して、歯の表面を覆っているペリクルとよばれる膜に付着して黄色っぽく見えることが主な原因です。コーヒーや赤ワイン、カレーなどの色の濃い飲食物や、たばこのヤニに含まれる成分は、唾液の中のカルシウムに反応します。それにより歯の表面に付着した汚れが時間の経過とともにエナメル質の内部にまで浸透します。
歯石とは
一方、歯石とはプラーク(歯垢)が唾液中のリン酸やカルシウムにより石灰化して、石のように硬くなったものです。歯と歯ぐきの境目につくことが多く、やや黄色味を帯びた色をしています。さらに、歯石の上に黄ばみなどの着色がつくこともあります。歯石がつく原因はプラークなので、毎日の歯磨きを丁寧に行うことが一番の予防方法です。ご自身の歯磨きでは取り切れない汚れはどうしてもあるので、定期的に歯科医院でのクリーニングを受けるとよいでしょう。
歯の黄ばみと歯石の違い
一度歯石になってしまったものは、石のように硬くなってしまっているので歯磨きで落とすことはできません。また、ホワイトニングをしたとしても歯石は白くなりません。歯石を落とす方法は歯科医院で専門的な器具を用いて除去するしかないため、当院でもホワイトニングの施術を行う前に、クリーニングを受けていただくことをおすすめしております。
まとめ
今回は、歯の黄ばみと歯石の違いについてご紹介しました。歯石は放置していると歯周病が進行する原因となるため、注意が必要です。定期的に歯科医院でクリーニングを受けるようにしましょう。
ホワイトエッセンスでは、患者様お一人おひとりの歯の質やご希望に合わせた最適なホワイトニングをご提案いたします。ホワイトニングのご予約やお問合せはお電話で承っております。
インプラントの噛み合わせを維持する方法
2023/10/13
今回は、インプラントの噛み合わせを維持する方法についてご紹介します。
インプラントの噛み合わせが合わなくなる原因には様々なものがありますが、噛んだ時の違和感やインプラント周囲炎など様々な不具合を生じる可能性があります。インプラントの良い状態をできるだけ保ち、長く使うためにはどのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。
インプラントの正しい噛み合わせを維持する方法
インプラントの噛み合わせを正しく保つためには、次に挙げるようなことを心がけることが大切です。
・歯科医院での定期的なメンテナンスを受ける
インプラントの治療が完了したあとは、たとえ違和感がなかったとしても定期的なメンテナンスを受けることが大切です。メンテナンスでは、日頃のセルフケアだけでは取り切れない汚れを落とすほか、上部構造とインプラント体を結合しているアバットメントが緩くなっていないか、歯槽骨や歯ぐきの状態に大きな変化がないかなどをチェックします。メンテナンスの頻度は患者様のお口の中の状態により異なりますが、概ね3ヶ月~半年に一回は通院するようにしましょう。
・歯科医院で噛み合わせのチェックを受ける
インプラントの最大の特徴ともいえるのが「天然歯と同程度の噛む力、噛み心地」ですが、噛み合わせが少しでもずれるとそれも維持できなくなります。インプラントそのものの噛み合わせだけでなく、お口の中全体の噛み合わせのバランスがとれているかを確認し、必要に応じて噛み合わせを調整してもらうようにしましょう。
・ナイトガードを活用する
正しい噛み合わせが維持できなくなる原因に、日常的な歯ぎしりや食いしばりが挙げられます。特に、就寝時は無意識のうちに歯ぎしりをしているため、ナイトガードを活用してインプラントへの負担を減らしましょう。ナイトガードは、歯科医院で作製することができます。
まとめ
今回は、インプラントの噛み合わせを維持する方法についてご紹介しました。インプラントをできるだけ長く良い状態で保ち、正しい噛み合わせを維持できるようにしましょう。
当院では、知識と経験の豊富な歯科医師やスタッフが治療を担当いたしますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。
ホワイトニングの料金に差があるのはなぜ?
2023/10/11
今回は、ホワイトニングの料金についてご紹介します。ホワイトニングの施術を検討している方の中には、なぜ歯科医院ごと、施術の種類ごとに金額に差があるのか不思議に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ホワイトニングは自費診療
審美目的のホワイトニングは、健康保険の適用外で、自費診療となります。そのため、一律で料金が定められておらず、歯科医院ごとに金額が異なります。
施術方法により異なる料金
ホワイトニングには大きく分けて3つの種類がありますが、それぞれ施術頬が異なり、かかる賞金も異なります。
・オフィスホワイトニング
全ての施術を歯科医院で行うホワイトニング方法です。即効性に優れていますが、主に歯の表層を漂白するので定期的に施術を受けることをおすすめしております。1回あたりの料金相場は、10,000円~70,000円程度とされています。施術を行う歯科医院や、施術に使用する薬剤・器材によって料金は変わってきます。
・ホームホワイトニング
ご自身で薬剤を塗布したマウスピースを装着していただくホワイトニング方法です。歯の内側の象牙質からじっくりと白くしていくため、オフィスホワイトニングに比べるとやや時間はかかりますが、そのぶん持続性に優れています。マウスピースを歯科医院で作成する金額も含めると、相場は概ね20,000円~40,000円程度とされています。
・デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するホワイトニング方法です。それぞれの方法の特徴を活かして、即効性と持続性の両立を叶えることができます。2種類の方法を併用するため、相場は50,000円~80,000円程度とやや高めになります。
まとめ
今回は、ホワイトニングの料金ついてご紹介しました。各種ホワイトニング方法の詳しい料金は、スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
当院は、多数の症例実績を誇るホワイトエッセンス加盟医院です。ホワイトニングのご予約、お問合せはお電話で承っております。
インプラントの噛み合わせが悪くなる原因
2023/10/06
今回は、インプラントの噛み合わせが悪くなる原因と、嚙み合わせの調整方法についてご紹介します。
インプラントの噛み合わせが合わなくなると、噛んだ時の違和感やインプラント周囲炎など様々な不具合を生じる可能性があるため、正しい噛み合わせを維持することは非常に大切です。噛み合わせが悪くなる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
インプラントの噛み合わせが悪くなる原因
インプラントの治療が完了したあとに噛み合わせが悪くなる原因には、次のようなことが挙げられます。
・治療方針が不適切だった
インプラントを埋入する際には、残っている歯槽骨の量や周りの歯とのバランスを見極めながら治療計画を立てます。この計画が不適切でインプラントの埋入位置を誤ると、噛み合わせが悪くなるだけでなく、周りの歯にも負担をかけることになってしまいます。
・噛み癖
食事の際に、片側だけで噛むなどの噛み癖があると、次第に噛み合わせが合わなくなってくることがあります。
・歯ぎしり、食いしばり
日常的に歯ぎしりや食いしばりをすることでインプラントの上部構造(人工歯)が摩耗し、噛み合わせのバランスが崩れてくることがあります。
・術後のメンテナンス不足
インプラントの治療が一通り終わったあとも、毎日の丁寧なセルフケアや定期的な歯科医院でのメンテナンスを怠らないことが大切です。これらのメンテナンスが不足することでインプラント周囲炎が生じると、噛み合わせが悪くなる原因となります。
噛み合わせの調整方法
歯科医院で行うインプラントのメンテナンスでは、クリーニングや歯ぐきの状態の検査のほかにも噛み合わせのチェックを行います。もし噛み合わせの調整が必要な場合は、インプラントを埋入した箇所だけでなく、お口の中全体の噛み合わせが正常になるように調整しなければなりません。その際は、歯や上部構造(人工歯)を削るなどして、適切な噛み合わせになるように調整していきます。
まとめ
今回は、インプラントの噛み合わせが悪くなる原因と、噛み合わせの調整方法についてご紹介しました。次回のブログでは、インプラントの正しい噛み合わせを保つためのポイントなどについてお話していきます。
当院では、知識と経験の豊富な歯科医師やスタッフが治療を担当いたしますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。
デュアルホワイトニングの特徴
2023/10/04
今回は、デュアルホワイトニングの特徴についてご紹介します。ホワイトニングは大きく分けて3種類あり、歯科医院で全ての施術を行うオフィスホワイトニング、ご自宅で好きな時にできるホームホワイトニング、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するデュアルホワイトニングがあります。
デュアルホワイトニングの特徴
デュアルホワイトニングでは即効性のあるオフィスホワイトニングと持続性のあるホームホワイトニングを併用することで、それぞれの方法を単体で行うよりもさらに効果的に歯を白くすることができます。
・短期間で自然な白さを目指せる
オフィスホワイトニングは即効性にすぐれており、1回の施術でも効果を感じる方もいらっしゃいます。その一方、歯の表面構造が変化しやすく、歯の透明度にはやや劣るともいわれています。ホームホワイトニングでは低濃度の薬剤で時間をかけて歯を白くしていくため、理想の白さになるまでには2ヶ月程度かかります。ただし、歯の表面の構造変化を起こしにくいため、自然で透明感のある白さを叶えることができます。デュアルホワイトニングでは、理想の白さになるまでの期間は1ヶ月程度といわれています。
・持続性にも優れている
デュアルホワイトニングでは、オフィスホワイトニングと並行してホームホワイトニングを行います。それによりホームホワイトニングの薬剤が浸透しやすくなり、持続性も高くなります。デュアルホワイトニングの効果が続く期間は、1~2年程度といわれています(効果の持続には個人差があります)。
まとめ
今回は、デュアルホワイトニングの特徴についてご紹介しました。2つのホワイトニング方法を並行して行うため、白さの定着にも非常に有利です。効率良く自然な白さにしたい方や多少費用がかかってもホワイトニング効果を高めたい人には特におすすめです。どのホワイトニングの方法が適切かは、歯科医院で相談してみましょう。
当院は、多数の症例実績を誇るホワイトエッセンス加盟医院です。ホワイトニングのご予約、お問合せはお電話で承っております。