歯磨きの基本!
2022/10/12
みなさんは1日何回くらいの頻度で歯磨きを行なっていますか?
今回は歯磨きの理想的な頻度や、回数や時間の目安についてお話していきたいと思います。
〈歯磨きを行う頻度〉
歯磨きの頻度は1日3回行うのが理想的と言われています!虫歯や歯周病、口臭や歯の着色のようなトラブルを予防するためにもできるだけ1日3回は磨きたいですよね。
しかし、人によっては、1日3回の歯磨きが難しい場合があると思うので、そういった時は食後に口をゆすいだりうがいをしたりすると良いでしょう。
また環境や時間的な問題で歯磨きができない方には、トラベル用の歯磨きや、マウスウォッシュなどで代用することもおすすめします。
〈歯磨きを行うタイミング〉
歯磨きを行うベストなタイミングは毎食後です!
歯磨きは、口内や歯に残っている汚れや、食べかすなどを取り除くために行うことで虫歯や歯周病、口臭や黄ばみを予防するので朝食・昼食・夕食の食事を食べたあとに行うのが理想的です。またおやつなどを間食した場合も、その都度磨くことで清潔な口内を維持することができますが、難しい場合は口をゆすぐだけでもいいので行ってみて下さい。
〈歯磨きの1回にかける時間〉
歯磨きの回数が多くても短い時間だと意味がありません。歯磨き粉の中に含まれる発泡剤や香味剤で少ない時間でも磨いているかのような錯覚を感じてしまいますが、実はしっかり時間をかけることに意味があります。
歯磨きの理想的な回数としては1日3回ですが、1回あたりの歯磨きにかけるべき時間は3分以上が理想的とされています。しかし、朝忙しい方にとっては貴重な3分間になるため、電動歯ブラシなどを使って時短することもおすすめです。
〈歯磨き+〉
歯磨きの時間がしっかりとれて更に余裕がある方は、歯磨き+としてフロスや歯間ブラシ、舌ブラシなどで歯の間や舌の汚れを取りましょう!
しっかり磨けたつもりでも歯ブラシでは取り切れない歯の間に詰まった汚れが残っている可能性があり、これらを放置してしまうと虫歯や歯周病の原因に繋がります。歯磨きを終えたらデンタルフロスや歯間ブラシを使用してケアするのがおすすめです。
〈ホワイトニングとの併用〉
毎日の歯磨きの重要性についてお話してきましたが、ホワイトニングもお口の中を綺麗にする手助けになります。ホワイトニング後、歯面がコーティングされるため、白くした歯の色を保つだけでなく、新たに付着しようとする着色物質や細菌の付着防止に繋がり、歯の予防にも効果的なのです。
いかがでしたでしょうか?
歯磨きは日々の基本です!
生涯自分の歯で美味しいものをたくさん食べられますよう、当医院でもお手伝いさせてください!
当医院ではホワイトエッセンスも行っております✨
是非お気軽にお越しください!
ホワイトニングの歴史
2022/10/07
「ホワイトニング」という言葉が初めて出てきたのは、100年以上も前のアメリカの雑誌だと言われています。
その頃は、次亜塩素酸ナトリウムや、さらし粉などで白くする方法が主流で、その後、シュウ酸を使用して歯の表面を溶かして白くしていたそうです。
現在のホワイトニングの元となる過酸化水素を使用したホワイトニングは、1900年代に誕生しました。
ホワイトニング材の主成分である過酸化水素や過酸化尿素は、元々口腔内の細菌を消毒するために使われていたそうですが、1960年代後半に、アメリカの矯正歯科医の方が歯肉炎の治療の為に、マウスピースの内側に過酸化水素を入れて装着したところ、歯が白くなったことに気付いたというのがホームホワイトニング誕生のきっかけといわれています。
また、別のアメリカの歯科医師の方が、自分の歯を消毒しようと、歯に過酸化水素を塗布して、そのままプールサイドで日光浴をしていたところ、自分の歯が白くなっているということに気付いたのがオフィスホワイトニング誕生のきっかけと言われています。
初期のホワイトニング材は、液体であったため、すぐに乾いてしまうという欠点がありましたが、あるアメリカの歯科医師の方が、生まれつきの歯の色が原因で、学校でいじめにあっている娘を想い、何とか解決したいと、ホワイトニング材に増粘剤を加えてみたところ、ホワイトニング材を長時間歯面で作用させることができるようになり、これをきっかけにホワイトニング材が商品化されたそうです。
いかがでしたか?
現在のホワイトニングが誕生するまでには、様々な歴史があったのですね。
歯の色や黄ばみでお悩みの方は是非一度お気軽にご相談ください!
クリーニングとホワイトニングの違い
2022/10/03
歯のクリーニングとホワイトニング何が違うのだろう…
クリーニングしたら歯は白くならないの?そんな疑問を抱いたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回は2つの違いについてお話したいと思います!
①クリーニング
クリーニングとは虫歯や歯周病等の原因となる、歯の表面の歯石や歯垢を取り除く作業のことです。超音波スケーラーという振動で汚れを落とす機械や、ハンドスケーラーという手用器具を使って、歯科医師や歯科衛生士によって行われます。後者では、部位や患者様のお痛みの程度によっては麻酔を必要とする場合もあります。 また、部分的で簡単なクリーニングであれば1日で終わることが可能ですが、通常は数回に分けて行う場合が多いです。歯の表面がひどく汚れている場合には、この作業をするだけで十分に歯が白くなりますが、あくまでも歯の表面についている汚れのみを取り除く処置なので、もともとの歯の色が変色している場合には、クリーニングのみで白くなることはありません。
②ホワイトニング
歯そのものの色を白くすることを「ホワイトニング」といいます。また、同じ意味で「漂白」とも「ブリーチング」とも呼ばれています。ホワイトニングには、自宅で行うものと歯科医院で行うものがあります。どちらの場合も保険の適用にはなっていませんので、自費の治療になります。歯のホワイトニングは、消毒薬と同じ成分である過酸化水素を使って、歯に染み込んだ有機性の着色成分を分解して漂白するというのが基本的なメカニズムです。ホワイトニングによって歯が痛むということもありません。
いかがでしたでしょうか?
クリーニングとホワイトニング、目的が全く異なることがお分かりいただけた
かと思います。
クリーニングは定期的に歯科医院で行っていただくことをオススメ致します!
また、歯の黄ばみや着色でお悩みの方はお気軽にご相談ください!
歳をとると歯が黄ばむ?
2022/09/28
~加齢による歯の黄ばみ~
歳を重ねることで歯が変色したり、黄ばんでくることがあります。
これにはいくつかの原因と理由があります。
【理由と原因】
①歯が薄くなってくる
歯の表面の「エナメル質」は、摩耗や、食品に含まれる酸によってだんだんと薄くなってきます。エナメル質が薄くなると、内側の黄色味がかった「象牙質」が外から透けて見えてくる為、汚れや着色がなくても、歯が黄色く見える場合があります。
②象牙質の黄色味が濃くなる
象牙質の色はもともと黄色味がかったものですが、加齢によりだんだんと濃く変化していきます。エナメル質から透けて見える象牙質の色が濃くなった結果、歯全体が黄色くなったように感じることがあります。
③歯ぎしりが強い
強い歯ぎしりを繰り返すうちに、噛む力に耐えきれなくなった歯に小さな亀裂が入ることがあります。そういった歯には、飲食を通じて食品や飲み物に含まれる色素が入りやすくなる為、だんだんと歯が着色していくということが考えられます。
【気を付けること】
①「酸っぱい物」を摂り過ぎない
歯は「酸」に弱いため、酸が歯に触れる時間が長い分、歯の表面は溶かされ薄くなっていきます。
お酢が入ったもの・柑橘系のもの・炭酸飲料など、酸っぱい物や「酸」を含む食べ物や飲み物が好きな方は、摂り過ぎとケアに注意が必要です。飲食後にすぐ歯を磨くことが難しい場合は、お水で口をゆすぐなど、簡単なケアから心がけてみてください。
②歯ブラシを当てる強さ
毎日の歯磨きでも、歯のエナメル質はだんだんと薄くなっていきます。
丁寧な歯磨きは虫歯予防にとても大切です。ただし必要以上に強い力で一生懸命ゴシゴシと磨いてしまうと、その分エナメル質が削れてしまいます。軽い力でも汚れは充分に落ちますので、歯磨きの際に力を入れすぎないよう注意しましょう。「硬め」の歯ブラシの使用もあまりお勧めできません。
いかがでしたでしょうか?
年齢による歯の黄ばみ、着色はホワイトニングで白くすることができます✨
是非一度お気軽にご相談ください!
歯を着色させやすい食べ物・飲み物とは?
2022/09/21
みなさんは、歯が着色しやすい食べ物や飲み物を聞いたとき、真っ先に思い浮かぶのはコーヒーやワイン、煙草など…など、色が濃い食べ物でしょうか。今回は、歯を着色させやすい食べ物・予防についてお話したいと思います。
〈着色の原因はポリフェノール〉
ポリフェノールと言えば、身体に良い成分だということは皆さんご存じだと思います。
抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防や、アンチエイジングに役立ちます。
積極的に取り入れている方も多いのではないでしょうか。
このポリフェノールですが、歯の表面にある唾液成分「ペリクル」と結合することによって着色します。
また、次のようにポリフェノールにはたくさんの種類があります。
ポリフェノールの種類
- アントシアニン…赤ワイン、イチゴ、
- カテキン…緑茶、紅茶
- カカオポリフェノール…ココア、チョコレート
- ルチン…柑橘類、玉ネギ
- フェルラ酸…玄米など穀類
- イソフラボン…大豆など豆類
- クルクミン…ウコン
- ショウガオール…生姜
- コーヒーポリフェノール…コーヒー
色の濃い食べ物はもちろんのこと、意外な食べ物にもポリフェノールが含まれていることがわかりますね。
〈着色を予防する方法〉
- 飲食した後に、お口をゆすぐ・水を飲む
- 歯に付けないよう、ストローを用いる
- 定期的に歯科医院に通院して、クリーニングをしてもらう
- ホワイトニングをする
ホワイトニングは定期的に行うことで、効果がますます発揮されます。
また、クリーニングで汚れを落とした後にホワイトニングをすると、より効果的です。
必要な栄養もしっかりと摂取しながら、白い歯を手に入れませんか✨?
是非一度お気軽にご相談くださいませ!