インプラントの構造
2022/12/16
インプラント…
よく聞くけどどのようなものなのだろう…
今回はそんな疑問にお答えし、インプラントの構造についてお話したいと思います。
〈フィクスチャー(歯根部)〉
フィクスチャー(インプラント体とも言います)は、手術で顎の骨の中に埋め入れる人工歯根部分です。顎の骨の中に埋められたフィクスチャーは、オッセオインテグレーションと呼ばれる骨とチタンが結合する作用によって、顎の骨と徐々に結合して行きます。非常に生体親和性が高いため、金属アレルギーの方も安心して治療が受けられます。
〈アバットメント(支台部)〉
アバットメントは、手術で顎の骨の中に埋め入れたフィクスチャー(インプラント体)の上に取りつけられ、セラミックなどの人工歯を連結して支えます。人工歯の種類や固定方法などによって様々な種類があり、人工歯と一体化させて製作することもあります。フィクスチャーの上に取りつけられる部分で、セラミッククラウン等の上部構造を支える役割を果たします。
〈上部構造補綴物(人工歯)〉
手術で顎の骨の中に埋め入れたフィクスチャー(インプラント体)の上にかぶせる人工歯の部分で、インプラント埋入手術後、フィクスチャーが顎の骨と完全に結合してから製作して装着します。通常はセラミックで作りますが、臼歯部などで強い力がかかる場合は金属の方が適している場合もあり、歯の冠の内側に金属の裏打ちのある メタルボンドと、セラミックだけでできているオールセラミックスなどがあります。
いかがでしたか?
インプラントは三つの材料からできており、上部構造補綴物は色々な種類の中から患者様自身で選択していただくことが可能です!
種類が多くてわからない…
という場合もご安心ください!
お話を伺ったうえで、一番良いものを一緒に考えご提案いたします。
是非一度お気軽にご相談ください!