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自宅でできるプラークコントロール デンタルフロスは必要?

 

今回は、セルフケアでのプラークコントロールにおけるデンタルフロスの選び方や取り扱いについてご紹介します。「ミニマルインターベンション(MI)」の考え方には5つの項目が掲げられており、その中の一つに「口腔内の細菌叢の改善」があります。細菌叢のバランスを保つために必要となるのが「プラークコントロール」です。ご自宅でのプラークコントロールの基本となるのが毎日の歯磨きですが、歯ブラシで磨くだけで終わりにしてしまっていませんか?

 

歯ブラシで磨くだけでは不十分?

歯ブラシを正しく使えていたとしても、実はお口の中のプラークなどの汚れすべてが落とせるわけではないことをご存じですか?歯ブラシで磨くだけでは、お口の中のプラークの約6割しか除去できないといわれています。これではプラークコントロールとして不十分です。セルフケアでのプラーク除去率を向上させるためには、デンタルフロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシといった「補助清掃用具」を活用することが大切です。

 

デンタルフロスの選び方

デンタルフロスは大きく分けて2種類あります。

 

・ロールタイプ

ご自身で好きな長さに切り取って使うタイプのデンタルフロスです。指に巻き付けて使います。慣れるには少々コツが必要ですが、コストパフォーマンスには優れています。

 

・ホルダータイプ

持ち手がついているタイプのデンタルフロスです。下顎の前歯などに使いやすいF字型と、奥歯や上顎の前歯に使いやすいY字型があります。デンタルフロスの使用にあまり慣れていない方におすすめです。

 

デンタルフロスの取り扱い

デンタルフロスのタイプによって、取り扱いの方法も変わります。ロールタイプの場合は、使い捨てが基本です。一度使ったものをもう一度使うことはできません。ホルダータイプの場合は、使い捨てのものと何度か使用できるものがあります。商品のパッケージを確認してみましょう。何度か使用できるタイプのものに関しては、糸が毛羽立ったり、歯間部に入れた時に引っかかるようであれば交換のサインです。適切な時期に新しいものに取り替えて清潔な状態のものを使いましょう。

 

まとめ

今回は、デンタルフロスの選び方や取り扱いについてご紹介しました。デンタルフロスの選び方や使い方に不安がある方は、お気軽に歯科衛生士までご相談ください。

当院ではミニマルインターベンション(MI)の考え方に基づき、患者さまお一人おひとりにとって最善の治療方法をご提案しております。ご予約、お問合せはお電話で承っております。

 

自宅でできるプラークコントロール 歯ブラシは正しく使おう

今回は、セルフケアにおいて大切な歯ブラシの取り扱いについてご紹介します。「ミニマルインターベンション(MI)」の考え方には5つの項目が掲げられており、その中の一つに「口腔内の細菌叢の改善」があります。細菌叢のバランスを保つために必要となるのが「プラークコントロール」です。ご自宅でのプラークコントロールの基本となるのが毎日の歯磨きですが、歯ブラシは正しく取り扱うことも大切です。

 

歯ブラシの取り扱い

ご自宅でできるプラークコントロールの基本となるのは、毎日の歯磨きです。適切な歯ブラシを選び、正しく磨けていたとしても歯ブラシの管理や取り扱いができていなければせっかくの効果も半減してしまいます。歯ブラシの正しい洗浄方法や保管の方法、交換時期について知っておきましょう。

 

歯ブラシの洗浄方法

使用後の歯ブラシには目に見えない細菌がたくさん付着しています。歯ブラシを洗うときには、流水下で歯ブラシの根元部分までしっかりと洗いましょう。このとき、指で歯ブラシの毛を揉むようにして洗うとともに、根元の部分に汚れが残っていないか確認することも大切です。

 

歯ブラシの保管方法

よく洗った歯ブラシはよく乾燥させて保管することも重要なポイントです。歯ブラシが濡れたままだと細菌が繁殖しやすくなります。清潔なタオルやキッチンペーパーでしっかり水気をふき取りましょう。そして、保管する際も風通しのよい場所に置いておきます。

 

歯ブラシの交換時期

歯ブラシを後ろ側から見た時に、毛先がヘッドからはみ出しているようであれば交換のサインです。毛先が開いている歯ブラシだと、プラークの除去率が4割ほど減少するともいわれています。もし毛先がまだ開いていなかったとしても、使い始めてから1ヶ月ほど経ったら新しいものに交換するようにしましょう。

 

まとめ

今回は、セルフケアにおける歯ブラシの取り扱いについてご紹介しました。歯ブラシの選び方や使い方にご不安がある方は、お気軽に歯科衛生士までご相談ください。

当院ではミニマルインターベンション(MI)の考え方に基づき、患者さまお一人おひとりにとって最善の治療方法をご提案しております。ご予約、お問合せはお電話で承っております。

 

自宅でできるプラークコントロール 基本となる歯の磨き方

今回は、セルフケアでのプラークコントロールにおいて大切な歯の磨き方についてご紹介します。「ミニマルインターベンション(MI)」の考え方には5つの項目が掲げられており、その中の一つに「口腔内の細菌叢の改善」があります。細菌叢のバランスを保つために必要となるのが「プラークコントロール」です。ご自宅でのプラークコントロールの基本となるのが毎日の歯磨きですが、歯磨きは「正しく」行うことが大切です。

 

正しく磨くことの大切さ

歯ブラシを適切に選べていたとしても、正しく磨けていなければ期待する効果を発揮できません。せっかく歯磨きに時間をかけても、磨き残しが出てしまえば口腔内の細菌叢の状態は悪化してしまいます。歯磨きはただなんとなく口の中で歯ブラシを動かすのではなく、歯1本1本を磨く意識をもつことが重要です。

 

ポイント①磨きたいところに毛先をあてる

歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間、奥歯の溝など、プラークが残りやすいところは特に歯ブラシの毛先をしっかりあてることが大切です。歯と歯ぐきの境目を磨くときは、歯ブラシを斜め45度の角度であてることを意識するとよいでしょう。

 

ポイント②ゴシゴシ磨かない

しっかりプラークを落としたいがためにゴシゴシと一生懸命磨いてしまうと、摩耗や知覚過敏の原因となります。歯ブラシの毛先を歯にあてて動かしたときに、ブラシの毛先が広がらない程度の力(150~200gといわれています)で磨くようにしましょう。

 

ポイント③歯1本ずつ磨く

歯ブラシを動かすときは、大きなストロークで動かすのではなく、5~10mm程度の幅を目安に小刻みに動かします。歯を1本ずつ磨く意識で磨いていきましょう。また、磨く際は左右上下いずれかの奥歯からスタートし、歯の表側(唇側)も裏側(口蓋側および舌側)も磨き残しがないように順番に磨きます。

 

まとめ

今回は、セルフケアにおける正しい歯の磨き方についてご紹介しました。歯磨きの方法に不安がある方、正しく磨けているのかよく分からない方は、お気軽に歯科衛生士までご相談ください。

当院ではミニマルインターベンション(MI)の考え方に基づき、患者さまお一人おひとりにとって最善の治療方法をご提案しております。ご予約、お問合せはお電話で承っております。

 

自宅でできるプラークコントロール 歯ブラシはどう選ぶ?

今回は、セルフケアでのプラークコントロールにおいて大切な歯ブラシの選び方についてご紹介します。「ミニマルインターベンション(MI)」の考え方には5つの項目が掲げられており、その中の一つに「口腔内の細菌叢の改善」があります。細菌叢のバランスを保つために必要となるのが「プラークコントロール」です。ご自宅でのプラークコントロールの基本となるのが毎日の歯磨きですが、磨ければなんでもよいと思って歯ブラシを選んでいませんか?

 

自宅でできるプラークコントロール

お口の中には無数の細菌がいますが、プラークコントロールによってこれらのバランスがとれていればむし歯や歯周病などのトラブルを回避できます。いくら歯科医院でプロフェッショナルケアを受けても、自宅でのプラークコントロールが適切に行えていなければお口の中の環境をよい状態に保てません。自宅でできるプラークコントロールの基本は、毎日の歯磨きなどのセルフケアです。

 

歯ブラシは「磨ければよい」ではない

毎日の歯磨きでは、ほとんどの方が歯ブラシで歯を磨くでしょう。日頃何気なく買っているかもしれない歯ブラシですが、磨ければ何を選んでも同じというわけではありません。ドラッグストアやバラエティショップなどにはたくさんの種類の歯ブラシが並んでいますが、皆さんはどのような基準で歯ブラシを選んでいますか?

 

歯ブラシはどう選ぶ?

歯ブラシを選ぶときのポイントはいくつかありますが、今回は以下の2点をご紹介します。

 

・ヘッドの大きさ

効率よく磨くためにも非常に重要なのが、歯ブラシのヘッドの大きさです。ヘッドが大きすぎるとブラシが奥まで届きません。上の前歯2本分(約2cm)の大きさを意識して選びましょう。

 

・毛のかたさ

歯ブラシの毛の硬さは、「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3種類が市販されています。この中からどれを選ぶかは歯ぐきの状態によって左右されますが、歯ぐきが健康な人は「ふつう」を選ぶのが基本です。重度の歯周病などで歯ぐきから出血しやすい人は「やわらかめ」を選び、歯ぐきの状態が改善してきたら「ふつう」に戻すようにしましょう。

 

まとめ

今回は、セルフケアにおける歯ブラシの選び方についてご紹介しました。どのように歯ブラシを選んだらよいか分からない方は、お気軽に歯科衛生士までご相談ください。

当院ではミニマルインターベンション(MI)の考え方に基づき、患者さまお一人おひとりにとって最善の治療方法をご提案しております。ご予約、お問合せはお電話で承っております。

お口の中の細菌叢を改善するための「プラークコントロール」とは

今回は、口腔内の細菌叢を改善するための「プラークコントロール」についてご紹介します。「ミニマルインターベンション(MI)」の考え方には5つの項目が掲げられており、その中の一つに「口腔内の細菌叢の改善」があります。細菌叢のバランスを保つために必要となるのが「プラークコントロール」です。具体的にどのようなことに気をつければよいのでしょうか。

 

プラークコントロールの重要性

私たちのお口の中には500~700種類ほどの「常在菌」がいますが、これらは体の健康を維持するための細菌だけではありません。酸で歯が溶けるむし歯や、歯ぐき及びその周囲に炎症を起こす歯周病の原因となる細菌も含まれています。これらの細菌のバランスがとれていればお口の中で問題が起こることは避けられますが、プラークコントロールができていないと歯やお口の健康を維持できません。

 

プラークコントロールはどのように行えばよい?

では、プラークコントロールとは具体的にどこでどのように行えばよいのでしょうか。大きく分けて2つの手段があります。

 

・プロフェッショナルケアにおけるプラークコントロール

定期的に歯科医院で受けるクリーニングなどの処置です。歯科医師や歯科衛生士により、お口の中の状態に合わせて適切なケアが行われます。特に歯科医院におけるプロフェッショナルケアでは、ただプラークや歯石を除去するだけでなく、再付着しにくくするという点も重要視しています。また、正しく歯を磨く方法や補助清掃用具の使い方、食生活における注意点を指導することも、プロフェッショナルケアに含まれます。

 

・セルフケアにおけるプラークコントロール

患者様ご自身が、毎日ご自宅で行う歯磨きなどのセルフケアです。歯ブラシで磨くだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシ、洗口液などを併用することもセルフケアに含まれます。歯科医院でプロフェッショナルケアを受けた後にその状態をいかに維持できるかは、毎日のセルフケアを正しく丁寧に行えるかどうかにかかっています。

 

まとめ

今回は、口腔内の細菌叢を改善するためのプラークコントロールについてご紹介しました。プラークコントロールは歯科医院だけでなく、ご自宅でも毎日取り組んでいただくことが歯やお口の健康を維持するために大切です。

当院ではミニマルインターベンション(MI)の考え方に基づき、患者さまお一人おひとりにとって最善の治療方法をご提案しております。ご予約、お問合せはお電話で承っております。

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