ホワイトニングをするメリットとは?
2023/06/07
今回は、ホワイトニングをするメリットについてご紹介します。脱マスクのために口元の印象を良くしたいとお考えの方にも、ホワイトニングの施術は特におすすめです。
ホワイトニングをするとどのようなメリットがある?
ホワイトニングをすれば歯が白くなる、ということはご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、それ以外にも様々なメリットがあります。
・歯が白いと肌も綺麗に見える
歯が白いことにより光を反射するため、肌が明るく透明感が増して見えます。肌そのものを綺麗に見せるにはスキンケアや美容医療などで時間をかけてゆっくり改善していく必要がありますが、ホワイトエッセンスでのホワイトニングであれば1回の施術でも効果を感じていただくことができます。
・実際の年齢より若々しく健康に見える
とあるイギリスでの調査では、歯が白い人は平均して5歳ほど実年齢よりも若く見えるという報告もあります。また、白い歯は相手に「若さ」や「清潔感」といった印象を与えます。
・歯並びがよく見える
歯が白いことで、歯並びの凹凸が目立ちにくくなります。
・セラミック治療よりも安価に施術ができる
歯を白くするには歯の表面にセラミックを貼り付ける方法などもありますが、1本あたり数万円以上かかってしまいます。そのため、ホワイトニングの施術のほうが安価に歯を白くすることができます。
・むし歯予防にもなる
ホワイトニングを行った歯は、なにもしていない歯に比べて酸に対する抵抗性が高くなるという研究報告もあります。
・白さの調整ができる
施術前のカウンセリングで、ご希望の歯の白さなどをしっかりお伺いします。シェードガイドで色を確認しながら仕上がりのイメージができるので、ご希望に合わせて白さの調整ができます。
・笑顔に自信がつく
歯が白くなることで人前で口を開けたり笑ったりすることにも自信がつき、周囲からの印象や自分自身の内面も変わった、という方が多くいらっしゃいます。
まとめ
このように、ホワイトニングをするメリットには様々なものがあります。
ホワイトニングのご予約やお問合せはお電話で承っております。
インプラントで注意しておきたトラブルと、その解決法
2023/06/02
今回は、インプラント治療で注意しておきたいトラブルついてご紹介します。インプラントはメリットの多い治療ではありますが、稀にトラブルが起きる可能性があるということを念頭に置いておきましょう。インプラント治療で起きうるトラブルとその解決法は、次のようなものが挙げられます。
インプラントを支える骨が足りない
インプラントでは、人口の歯根を顎の骨に埋め込みます。そのため、骨の量が十分にないと人工歯根をしっかり支えることができません。CTによる3次元データから骨の形状や量をしっかりと把握し、治療計画を立てなければ、せっかくインプラントを入れても予後が良くないケースも懸念されます。もし骨が不足している場合には、骨を補う治療や骨を再生させる治療を検討するようにしましょう。
歯ぐきが足りない
インプラントの周囲には、角化歯肉という唇や頬を引っ張っても動かない健康な歯ぐきが一定量必要になります。口が動くときに引っ張られる粘膜(可動粘膜)がインプラントに近いと、歯ぐきが炎症を起こしやすくなり、その結果歯ぐきが下がってしまうことがあります。このような場合には、歯ぐきの足りない部分に別の場所の歯ぐきを移植するなどの治療が別途必要になります。
上部構造が欠けた・割れた
上部構造(人工歯)はセラミックなどの破損しにくい素材でつくられていますが、極度に力が加わったり噛み合わせが合っていないと、欠けたり割れたりしてしまうことがあります。そのため、定期的に噛み合わせの調整を行うことが大切です。また、上部構造とインプラント体を結合しているアバットメントは、ネジのような形をしています。このネジは経年的にゆるむことがあるため、定期的にチェックする必要があります。
まとめ
このように、インプラント治療ではごく稀に今回ご紹介したようなトラブルが起こる可能性もあります。できるだけトラブルを避けるためにも、信頼できる歯科医院、歯科医師を選ぶことが大切です。当院では、知識と経験の豊富な歯科医師やスタッフが治療を担当いたしますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。
妊娠中・授乳中でもホワイトニングはできる?
2023/05/31
今回は、妊娠中や授乳中でもホワイトニングができるのかについてご紹介します。脱マスクに向けてホワイトニングをご検討中の方も多くいらっしゃる時期かと思いますが、妊娠中や授乳中でもホワイトニングの施術を受けられるのか気になりますよね。
妊娠中・授乳中にホワイトニングはできる?
結論から言うと、妊娠中・授乳中はホワイトニングの施術は受けられません。理由は主に以下の2つです。
・薬剤が胎児や母乳に影響を及ぼすかはっきりしていない
ホワイトニングには過酸化水素や過酸化尿素が使用されますが、これらの薬剤が歯にだけ影響するのか体内に取り込まれたのちに分解されるのかということは厳密には分かっていません。妊娠中や授乳中は様々な薬に関して注意書きがあるように、その薬単体では問題がなくても胎児や母乳への影響が絶対にないとは言い切れません。あえて不要なリスクを抱えないという意味でも、妊娠中や授乳中のホワイトニング施術は控えるべきである、とされています。
・妊娠中はお口の中の環境が変化しやすい
妊娠中は女性ホルモンの影響で唾液の分泌量が減少するなど、お口の中の環境が変化しやすく、むし歯や歯周病になるリスクも高くなります。妊娠中はホルモンバランスの変化だけでなく、つわりで食生活が不規則になったり、歯磨きが十分にできないこともあることから歯肉炎や歯周炎になりやすく、「妊娠性歯肉炎」という病名もあるほどです。このようにお口の中にトラブルがある状況でホワイトニングの施術をすると、知覚過敏が起きやすくなるともいわれています。妊娠中は、できる限りお口の中を清潔に保ち、むし歯や歯周病を予防するということを第一に考えましょう。
ホワイトニングはできなくても、クリーニングは可能
ホワイトニングの施術は難しくても、クリーニングであれば薬剤なども使用しないため問題ありません。歯科医院での専門的なクリーニングは日頃の歯磨きでは落とし切れない汚れや着色も落とすことができるため、むし歯や歯周病の予防にも大変効果的です。特に、当院のクリーニングは一般的な保険診療でのクリーニングとは異なり、ホワイトエッセンス独自の「ウルトラファインバブル」と超音波スケーラーの相乗効果で、汚れや通常のクリーニングでは落とし切れないバイオフィルムを浮き上がらせて、分解することができます。また、歯を傷めることなく短時間でクリーニングができることも大きな特徴です。
まとめ
このように、妊娠中や授乳中はホワイトニングの施術はできませんが、クリーニングでお口の中を清潔に保つことが大切です。クリーニングのご予約やお問合せはお電話で承っております。
インプラントの寿命と残存率
2023/05/26
今回は、インプラントの寿命と残存率ついてご紹介します。インプラントは見た目の美しさだけでなく機能性・耐久性にも優れた治療方法ではありますが、必ず一生使えるとは限りません。インプラントにも寿命があり、そして生活習慣やメンテナンスによって残存率(インプラントがお口の中に残存している割合)は異なります。
インプラントにも寿命がある
インプラントの「寿命」とは、インプラントが撤去されるまでの残存期間のことをいいます。そのため、インプラントの仕上がりなどを基準とする「成功率」とは別のものです。埋入したインプラントが何年間お口の中に残り、適切に機能するか、ということに関しては現在のところ明確な答えを得ることは難しい状況ではありますが、厚労省の研究チームの報告によると、10年~15年の平均的な残存率は上顎で約90%、下顎で約94%程度といわれています。抜歯即時埋入や骨移植を行った症例では残存率はやや下がり、87%~92%程度であるとも報告されています。
当院におけるインプラントの残存率
当院におけるインプラントの5年残存率は約97%で、非常に安定した数値であることからもインプラントは歯を補う治療方法としておすすめできるものであると考えています。ただし約3%のインプラントは5年以内に何かしらの要因で撤去が必要になったということでもあります。その要因は様々で、インプラントを埋入している骨の状態や全身疾患の有無、噛み合わせの状態やメンテナンスなどが複合的に関与しています。
インプラントを長く維持するために
インプラントを長く良い状態で使うためには、毎日のセルフケアや定期的な歯科医院でのメンテナンスが最も重要です。これらを継続することがインプラントの寿命を延ばすことに繋がります。また、喫煙によりインプラントの成功率や寿命がともに低くなる傾向にあることも近年の研究でわかっています。これは、煙草に含まれるニコチンが血液の正常な流れを阻害することでインプラント周囲炎を生じるリスクが高くなるからです。したがって、術前や術後には禁煙をおすすめする場合もございます。
まとめ
このように、インプラントには寿命があり、その寿命を延ばすためには良質なメンテナンスが大切です。場合によっては、生活習慣の見直しが必要なケースもあります。当院では、知識と経験の豊富な歯科医師やスタッフが治療を担当いたしますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。
ホワイトニングは医療費控除の対象になる?
2023/05/24
今回は、よくご質問をいただくホワイトニングと医療費控除についてご紹介します。ホワイトニングは自費診療になるため、できるだけ費用を抑えたいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。
医療費控除とは
医療費控除とは、その年の1月1日から12月31日までの期間に納税者本人もしくは生計をともにする家族が支払った治療費が一定の金額を超えた場合に、所得税の控除を受けられる制度です。給与が支払われた時点で既に税金が引かれている場合は、支払った税金の一部が還付されます。制度を利用するには確定申告での手続きが必要で、5年前まで遡って申請することも可能です。申請にあたっては、領収書の保管が必須ですので、確実に保管するようにしましょう。ただし、すべての治療費が医療費控除の対象になるわけではありません。対象になるもの、ならないものを次にご紹介します。
医療費控除の対象になるもの
医療費控除では、実際にかかった治療費のほかに、通院のための交通費(ただしマイカーは除き、公共交通機関の利用に限る)や、治療のために購入した市販薬なども控除の対象に含まれます。通院者本人が小さな子どもや補助が必要な高齢者である場合は、通院に付き添う人の交通費も控除の対象となります。これらに関しても、申請にあたっては領収書の提出が必要です。忘れずに保管するようにしましょう。
医療費控除の対象になるかどうかの基準
医療費控除の対象になるかどうかは、「お口の機能を回復する治療であるか」によって決まっています。例えば、失った歯を補うインプラント治療や、「歯科治療で一般的に使用されていると考えられる材料」であるセラミックやジルコニアを用いた詰め物や被せ物の治療は、お口の機能を回復させるものなので医療費控除の対象となります。一方、歯並びなどの審美面を改善するための歯科矯正治療や、歯を白くして見た目をよくするホワイトニングは「見た目を美しくするための美容目的の治療」とみなされるため、医療費控除の対象にはなりません。予防目的のクリーニングやPMTCも、同様に医療費控除の対象にはならないので注意が必要です。
まとめ
医療費控除はできるだけ活用したい制度ではありますが、残念ながらホワイトニングは控除の対象にはなりません。ご予算に合わせてホワイトニングの方法を選ぶようにしましょう。
ホワイトニングのご予約やお問合せはお電話で承っております。