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根管治療(根の治療)とは④

こんにちは、歯科医師の柴田です。

今回は根の中が再度感染しないように封鎖する処置についてお話ししていきます。

 

根の中を綺麗にしてもまた汚れてしまっては意味がありません。

下の図のようにピンク色の材料で詰めていきます。イメージしやすいものでいうとゴムのようなものです。私たちはこれをガッタパーチャと呼んでいます。なかなか聞き馴染みのないワードかと思います。

この封鎖のステップも非常に重要になりますし、テクニック的にも難しいところになります。また、近年進歩した歯科材料の恩恵を受けている部分の一つです。

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また封鎖というのは根の中だけでは完結しません。どんなに緊密に根の中を詰めたとしても、精度の高い土台(コア)、精度の高い被せ物がないと台無しになってしまいます。

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ここで一つ文献を紹介します。

1995年に発表されたRay HA, Trope M先生の根管治療歯の根尖周囲の状態と根管充填(根の封鎖)及び歯冠修復の質(被せ物の質)の関連性についての文献です。

 

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上手に根の封鎖をしたとしてもその後の被せ物の精度が低いと成功率は44.1%になってしまい、上手な封鎖かつ精度の高い被せ物の組み合わせは成功率91.4%という結果です。

 

根の治療をした後はそのままにせず、絶対に治療が完了するまで通院するようにお願いします。もしかすると歯を抜かなければならないことになってしまうかもしれません。

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