マウスピース
2015/01/26
こんにちは、受付のカツクラです。
みなさんは「マウスピース」と言うと、どのようなものをイメージしますか。
一般的にはボクシングなどで使われているものを想像する方が多いと思いますが
実は歯科では様々な場面でマウスピースが使用されています。
マウスピースの歯科における主な用途は下記になります。
・顎関節症治療に使用するスプリント
・歯ぎしりの際に使用するナイトガード
・マウスピース矯正に使用するアライナー
・ホワイトニングに使用する薬剤保持のためのトレー
・スポーツ用マウスガード(ボクシング、サッカー、アメフトなど)
マウスピースにも様々な呼び名があり、用途によって呼び名が変わる場合もありますが
用途はあまり気にせず、好きな呼び方を使っている先生も多いです。
この中でも特に歯ぎしりの際に使用するナイトガードの需要が最近増えてきてます。
歯ぎしりとは、上下の歯をギリギリとすり合わせたり、グッと食いしばったりすることを言い、専門用語では「ブラキシズム」と呼ばれます。
歯ぎしりはストレスを解消するために行われていると考えられていて最大の原因はストレスだという説が現在最も有力とのことです。
歯ぎしりは自分ではなかなか気付かないもののようですね。
周りにいるほかの人から注意されない限り、自分自身の歯ぎしりに気づくことは難しいようです。
歯ぎしりを放っておくとどうなるでしょうか。
騒音等で周りの人に迷惑をかけるだけでなく、歯が欠けたり、顎の関節に問題を起こしたり、
睡眠の質を悪くしたりと想像以上に体に悪影響を及ぼします。
皆さまの中にも治療をした歯のつめ物やかぶせ物がしょっちゅう欠けてしまったり、外れてしまう場合や
原因不明の頭痛や肩こりなどの症状がある場合は無意識のうちに歯ぎしりをしているかもしれません。
少しでも気になることがございましたら、担当のドクターまでお気軽にご相談下さいませ。