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意外と知らないホワイトニングの歴史

近頃ではすっかり身近になったホワイトニングですが、その始まりは意外に古く、100年以上前にまでさかのぼります。今回は、意外と知らないホワイトニングの歴史についてご紹介します。

 

「歯を白くすること」の始まり

ホワイトニングというワードが初めてアメリカの歯科雑誌に掲載されたのは、1844年のことでした。当時でいうホワイトニングは、ミョウバンで歯の着色を落とし、歯を白くするという方法でした。その後、次亜塩素酸ナトリウムやシュウ酸などが試されてきましたが、現在と同じ過酸化水素を使用したホワイトニング方法が登場したのは、初めて雑誌に掲載されてから5年後の1889年のことです。その後、1918年に日光浴をしていた歯科医師により、過酸化水素に光を当てることによって歯を白くする方法が発見されました。これがオフィスホワイトニングの始まりです。

 

ホワイトニングの普及と発展

時は流れ1968年、過酸化尿素を用いたホームホワイトニングの原形ともいえるものが誕生しました。実用化に至ったのは少し先の1989年ごろで、歯肉炎の治療に使用する過酸化尿素が歯を白くする作用をもつことを偶然発見したことがきっかけです。短期間で歯を白くするための様々な研究が繰り返され、世界初のホームホワイトニング剤「White&Brite」が、1991年にオフィスホワイトニング剤「Hi-Lite」が発売されました。現在では、世界で100種類以上ものホワイトニング剤が発売されています。

 

日本におけるホワイトニングの普及

日本においては、1998年にオフィスホワイトニング剤が初めて厚生労働省に認可されました。もともと日本には「お歯黒」の文化があったこともあり、すぐにはホワイトニングは広まりませんでしたが、1990年代の終わりに美白ブームが到来したことや、「芸能人は歯が命」のキャッチフレーズで有名なCMが放映された影響もあり、次第に人々に認知されるようになります。その後、歯科医院での施術だけでなくホワイトニングを専門とした店舗が登場するようになり、ホワイトニングは人々にとって身近なものとなりました。

 

 

今回は、ホワイトニングの歴史についてご紹介しました。

最近では脱マスクに向けて歯の色を白くしたい、というご依頼も増えてきています。

当院ではより効果的に白い歯を目指せるホワイトエッセンスを導入しておりますので、ホワイトニングをご希望の方はお気軽にご相談ください。

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