歯並びが悪いと何が起こる?
2024/10/07
歯並びが悪いと見た目だけでなく、健康や生活の質にもさまざまな影響を及ぼします。歯並びの乱れは噛み合わせや歯の健康に影響し、長期的にはむし歯や歯周病、さらには顔のバランスにまで影響することがあります。今回は、歯並びが悪いことによって起こりうる具体的な問題についてご紹介します。
しっかり噛めない
歯並びが悪いと上下の歯が正しく噛み合わず、食べ物をしっかり噛むことが難しくなります。食べ物を十分に噛み砕けないと消化が不十分になり、胃腸に負担がかかることがあります。また、噛む力のバランスが悪いため特定の歯に過度な負担がかかり、歯がすり減る、顎関節に痛みが生じるなどのトラブルが起こることもあります。
発音がしにくくなる
歯並びの乱れは発音にも影響を与えます。特に前歯の不正咬合がある場合、「サ行」や「タ行」といった音が正しく発音できないことがあります。歯と舌の位置関係が適切でないと言葉をはっきり発音するのが難しくなり、会話がしづらくなることがあります。
むし歯や歯周病のリスクが高まる
歯並びが悪いと、歯と歯の間に隙間や重なりが生じやすくなります。このような状態では歯ブラシが届きにくく、磨き残しが発生しやすくなります。食べかすやプラークが蓄積すると、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
顔の歪みや姿勢の悪化
歯並びの乱れは、顔の形やバランスにも影響を及ぼすことがあります。特に顎の成長に影響を与える不正咬合は、顔の左右非対称や顎の突出を引き起こす可能性があります。また、噛み合わせが悪いと顎や首、肩の筋肉に負担がかかり、頭痛や肩こり、さらには姿勢の悪化に繋がることもあります。
精神的な影響
歯並びの乱れは、見た目に対するコンプレックスを引き起こすことがあります。特に笑ったときや話しているときに歯が目立つ場合、歯並びが悪いと感じることで自信を失い、人前で笑うことを避けるようになることもあります。
まとめ
歯並びが悪いことは見た目だけの問題ではなく、さまざまな健康リスクを伴います。歯並びが気になる場合は早めに専門医に相談し、適切な診断や治療を受けることが大切です。
当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。矯正治療に興味がある方は、ぜひ一度当院にご相談ください。カウンセリングのご予約はお電話にて承っております。