いつでも専門医にかかれる安心

アライナー矯正後の保定期間の過ごし方とは?

アライナー矯正が終了すると美しい歯並びを手に入れることができますが、その状態を長く保つためには「保定期間」が欠かせません。この保定期間は、矯正治療で移動させた歯を新しい位置で安定させるための重要なステップです。今回は、アライナー矯正後の保定期間をどのように過ごせば良いのか、具体的なポイントをご紹介します。

 

保定期間とは?

保定期間とは、矯正治療後に移動した歯が骨や歯肉など周囲の組織にしっかりと固定されるまでの期間を指します。矯正治療直後の歯はまだ安定しておらず、元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こりやすい状態です。このため、保定装置(リテーナー)を使用して歯を固定する必要があります。

保定期間の長さは個人差がありますが、一般的には矯正治療期間と同じか、それ以上の期間が必要とされています。一生を通じて軽い保定が必要になる場合もあります。

 

保定期間中に気をつけるべきポイント

 

・リテーナーの装着を徹底する

保定期間中に最も重要なのは、指示された時間リテーナーを装着することです。矯正治療終了直後は、1日20時間以上の装着が推奨されることが多く、その後は徐々に装着時間を減らす場合もあります。ただし、医師の指示を守らず装着を怠ると後戻りが起きやすくなるため、日々のルーティンの中で装着を忘れない工夫が必要です。

 

・口腔内の衛生管理を徹底する

特に固定式のリテーナーを使用していると、歯や装置に汚れが溜まりやすくなります。これを放置するとむし歯や歯周病のリスクが高まるため、以下の点に注意しましょう。

 

  • 歯磨きとフロスを丁寧に行う
    特に就寝前の歯磨きは入念に行い、歯間ブラシやフロスを使って歯の隙間もしっかり清掃しましょう。
  • リテーナーの清掃を忘れない
    リテーナーは細菌が繁殖しやすいため、専用の洗浄剤やブラシを使って毎日清掃しましょう。
  • 歯科検診を定期的に受ける
    保定期間中も定期検診を受け、リテーナーの状態や口腔内の健康をチェックしてもらうことが大切です。

 

・生活習慣を見直す

矯正治療後の歯並びを安定させるためには、歯や顎に余計な負担をかけない生活習慣を心がけましょう。たとえば舌の癖が原因で不正咬合が起こっていた場合、この癖がなおっていないと後戻りが起こる原因となります。また、歯ぎしりや食いしばりといった癖は歯や顎にダメージを与え、後戻りを引き起こすリスクが高まります。必要に応じて医師に相談しましょう。

 

まとめ

保定期間は、矯正治療で手に入れた美しい歯並びを長く維持するために欠かせない大切な時間です。リテーナーの装着や口腔内の衛生管理を徹底し、歯科医師の指示を守って正しく過ごしましょう。

当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。矯正治療に興味がある方は、ぜひ一度当院にご相談ください。カウンセリングのご予約はお電話にて承っておりま

2025年3月
« 2月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
  • 動画で見る治療
  • よくあるご質問
  • 治療費について
  • 入れ歯外来

宮本歯科クリニックでは、それぞれの患者様に適した歯科治療をご提供いたします。お問い合わせ・ご予約はお気軽にどうぞ。