サロン・専門店と歯科医院でのホワイトニングは何が違う?
2023/08/16
今回は、サロン・専門店と歯科医院で行うホワイトニングの違いについてご紹介します。最近では、サロンや専門店など歯科医院以外の場所でホワイトニングを受けられる場所が増えています。歯科医院で行われるホワイトニングとの違いは何でしょうか?
歯科医院以外で行うホワイトニングとは?
近年、エステやネイルサロンなど歯科医院以外でホワイトニングができる場所も増えていますが、歯科医師免許もしくは歯科衛生士免許をもつスタッフがいない場合は全て「セルフホワイトニング」の施術となります。患者様のお口の中に触れることができるのは歯科医師もしくは歯科衛生士のみ、と法律で定められているからです。したがって、国家資格をもっていないスタッフが患者様の歯に薬剤を塗ったり洗浄することはできません。
歯科医院でのホワイトニングとの違い
サロンや専門店と歯科医院でのホワイトニングの違いは、スタッフの資格の有無だけではありません。薬剤や機械なども、歯科医院で使えるものとは異なるものになります。
・使用できる薬剤が違う
歯科医院で行うホワイトニングでは、過酸化水素を主成分とする薬剤を使って歯を白くしていきます。過酸化水素は医薬品に分類されているため、歯科医師や歯科衛生士のいない場所で使われている場合は違法である可能性が高いです。サロンや専門店で取り扱われている薬剤は店舗により異なるようですが、ポリリン酸や炭酸カルシウム、重曹などを使用しているところが多いようです。これらの薬剤は医薬品ではないので、資格がなくても取り扱うことができます。
・使用できる機械が違う
ホワイトニングの薬剤を塗ったあとには光照射を行いますが、ここで使用できる機械にも違いがあります。歯科医院で行うホワイトニングでは、医療機器として認められているハロゲンライトなどを使用しますが、サロンや専門店で使用されるのはLEDなどです。医療機器についても細かく薬事法で規制されているため、サロンや専門店で医療機器を取り扱うことはできません。
まとめ
今回は、サロン・専門店と歯科医院で行うホワイトニングの違いついてご紹介しました。ホワイトニングの施術を受ける場合は、これらの違いをしっかり理解した上で検討するようにしましょう。
当院は、多数の症例実績を誇るホワイトエッセンス加盟医院です。ホワイトニングのご予約、お問合せはお電話で承っております。
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