歯茎の出血について
2016/02/09
こんにちは。歯科衛生士の榎本です。
みなさん初診時、定期検診などで
歯茎をチクチク触られたことはありませんか?
このチクチクするのはプロービングという検査をしている時です。
プロービングは、歯と歯茎の溝の深さ、
プロービング時に出血があるかどうか、
歯を支えるまわりの組織の状態を把握するための検査です。
また検査後に歯茎から出血があります。と伝えられたり、
普段の歯磨きの際、強く磨いているわけではないのに
歯茎から出血がある。などという経験はありませんか?
出血が起きる原因は
まず歯の表面にプラークが付着し
歯と歯茎の溝に炎症が起き、炎症が起きている組織の血管はもろく出血しやすいため、
プロービングの際の器具や歯ブラシなどが触れただけでも出血してしまいます。
つまりプロービング時、歯磨き時の出血があると歯茎に炎症があると言えます。
プロービング時の出血を調べる事は炎症の有無を調べるために大切な検査になります。
こういった情報を共有し知識の向上をはかるためにも月に1度歯科衛生士全員での
勉強会を行っています。