歯を失う原因とは?
2022/03/10
当たり前のようにある「歯」は、たくさんの大事な役割を持っています。
「歯を失って、初めてその大切さに気づいた……」ということにならないよう、歯の大切さや失うことのリスクなどをしっかり理解しておきましょう。
歯が失われる原因のトップ3は、
1,歯周病(37%)
2,虫歯(29%)
3,歯の破折(18%)
以上のようになっています。
では、なぜ1位の「歯周病」が原因で歯が失われるのでしょう?
歯周病が原因で、なぜ歯が失われるの?
歯周病で歯が失われるのは、歯周病そのものの症状が関係してきます。
口腔内の衛生管理が十分でなく、プラークや歯石が付着しているとそこはたくさんの細菌の住処になります。
これらの細菌が歯と歯茎の境目の中で異常増殖すると歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)ができ、少しずつ歯ぐきが歯から離れていきます。
このはなれた隙間からさらに歯周病菌が侵入し歯槽骨まで到達すると、歯槽骨を破壊していきます。
これが歯槽骨の吸収(溶ける)という現象です。
支えを失った歯は土台のない家に等しい状態になりますから、当然不安定になってグラつきます。
そしてその結果、歯は抜け落ちてしまうのです。
つまり歯周病で歯が失われるのは、歯周病の進行によって歯を支える歯槽骨が溶かされてしまうからで、歯周病で歯を失う人が多いということはそれだけ歯周病を進行させてしまう人が多いということになります。
歯を失ってしまうことへのリスク
お口とは、全体のバランスが整ってこそ機能を発揮するものです。
歯を失うことには、次のようなさまざまなリスクが付随しているのです。
・栄養の吸収を妨げる
・運動能力の低下
・老化を早める
・認知症を進行させる
自分の歯で過ごすために
歯医者さんとは「歯周病や虫歯になってから治療に行く場所」ではなく、「歯周病や虫歯にならないように、予防に行く場所」だという意識が大切です。
生涯自分の歯で楽しく過ごしていくためには、「予防」に努めることが大切です。
また、定期的に歯医者さんでクリーニングすることで自然な歯の白さを保つことも可能です!
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歯周病は歯のクリーニングで予防できます。
歯周病にお悩みの方はぜひ、当院へご相談下さい。
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