歯が黄ばむのはなぜ?
2023/06/28
今回は、歯の黄ばみの原因についてご紹介します。ホワイトニングをご希望なさる方は、歯の黄ばみが気になるとおっしゃる方がほとんどです。歯が黄ばんでいると、老けて見える、清潔感に欠けて見えるといった印象を持たれてしまうこともあります。
歯が黄ばむ原因とは
ホワイトニングの治療を検討なさっている方の多くは、歯の黄ばみが気になっているのではないでしょうか。歯が黄ばむ原因は外的要因、内部要因の2つに分けられます。どの原因によって歯が黄ばんでいるかで、とるべき対処方法も変わってきます。
歯が黄ばむ外的要因にはどのようなものがある?
一般的な黄ばみは「ステイン」といい、飲食物に含まれるタンニンやポリフェノールなどの色素が唾液のタンパク質と結合して、歯の表面を覆っているペリクルとよばれる膜に付着します。コーヒーや赤ワイン、カレー、ソースなどの色の濃い飲食物はステインのもとになりやすいため、注意が必要です。また、たばこのヤニに含まれるニコチンやタールといった成分も、唾液中のカルシウムに反応して歯の表面に付着します。これらの歯の表面についた汚れは、時間の経過とともにエナメル質の内部にまで浸透し、歯が黄ばんで見えるのです。
歯が黄ばむ内部要因にはどのようなものがある?
歯のエナメル質は半透明、象牙質は乳白色をしているため、象牙質の色は透けて見えているものです。加齢に伴い歯の表面のエナメル質が擦り減って薄くなる一方、歯の内部の象牙質は年齢を重ねると厚くなるため、結果として歯が黄ばんで見えます。また、テトラサイクリンなどの抗生物質を服用していたことで歯が黄ばむこともあります。
まとめ
今回は、歯の黄ばみの原因についてご紹介しました。黄ばみの原因には外的要因と内部要因がありますが、原因にあわせて適切なケアや処置を行うことで、ご自身の歯に自信がもてるようになります。次回は歯の黄ばみをできるだけ防ぐためにできることについてご紹介します。
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