歯が部分的に白くなるホワイトスポットとは?
2023/07/26
今回は、ホワイトスポットについてご紹介します。歯の表面が斑点のように部分的に白くなっていたら、それはホワイトスポットかもしれません。
ホワイトスポットとは?
歯の表面にできる白い斑点を「ホワイトスポット」といいます。エナメル質は半透明なので歯の本来の色は透明感がありますが、ホワイトスポットになっている箇所はまだら状に白く濁っている状態です。軽度のものは歯の表面に白斑が点在する程度ですが、症状が進むとエナメル質の内側にある象牙質の色が透けて全体的に黄みがかって見えるようになります。むし歯のリスクも高くなるため注意が必要です。
ホワイトスポットの原因
ホワイトスポットが生じる原因には様々なものがあります。
・エナメル質の形成不全
先天的又は後天的な原因でエナメル質が形成不全を起こし、部分的に歯が変色するもので、むし歯とは異なります。軽度のものは変色のみですが、重度のものはクレーターのような凹凸が生じます。
・初期のむし歯
エナメル質が酸により脱灰を起こしてカルシウムやリン酸が溶け出すと、その部分が白く濁って見えることがあります。初期のむし歯である場合は、進行する前に歯科医院を受診しましょう。
ホワイトスポットにホワイトニングは有効?
軽度のホワイトスポットであれば、ホワイトニングで目立ちにくくできることもありますが必ずしもすべてのケースに有効とは限りません。また、ホワイトニングをすることでもともと歯にあった白斑が逆に目立つこともあります。この場合は、時間の経過とともに少しずつ色がなじんでくることが多いので、数日様子を見るようにしましょう。ホワイトニング以外の治療方法としては、審美修復用のプラスチックで部分的に歯を修復するダイレクトボンディングなどがあります。どの方法がホワイトスポットの改善に適しているかは、歯科医師とよく相談して決めましょう。
まとめ
今回は、ホワイトスポットについてご紹介しました。どの方法がホワイトスポットの改善に適しているかは、歯科医師とよく相談して決めましょう。
当院は、多数の症例実績を誇るホワイトエッセンス加盟医院です。ホワイトニングのご予約、お問合せはお電話で承っております。