アライナー矯正中の歯磨きで気をつけるべきこと
2024/12/23
インビザラインなどのアライナー矯正は目立たない装置で矯正治療ができるため、多くの方に選ばれています。しかし、アライナー矯正中はお口の中が清潔に保たれていないとむし歯や歯周病のリスクが高まることがあるため、歯磨きには特に注意が必要です。今回は、アライナー矯正中に歯磨きを行う際のポイントをご紹介します。
アライナー矯正中に歯磨きが重要な理由
アライナー矯正では、1日の大半の時間をマウスピースを装着して過ごします。このため、歯とアライナーの間に汚れや食べかすが残っているとむし歯や歯周病、さらには口臭の原因になります。きれいな歯並びを手に入れるだけでなく歯そのものを健康に保つためにも、矯正中は普段以上に丁寧な歯磨きが求められます。
歯磨きで気をつけるべきポイント
・アライナーを外してから歯磨きする
アライナーは必ず外してから歯磨きを行いましょう。装着したままだと汚れが落ちません。
・食後すぐに歯を磨く
アライナー矯正中は、食事のたびに歯磨きをする必要があります。携帯用の歯ブラシを常に持ち歩くようにしましょう。また、寝る前は一日の汚れをしっかり落とし、アライナーを清潔な状態で装着して寝るようにしましょう。
・デンタルフロスや歯間ブラシを使う
歯の間に詰まった汚れは、通常の歯ブラシでは落としきれないことがあります。デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、歯の隙間もしっかり清掃できます。特に奥歯や矯正中に隙間ができている部分は念入りにケアしましょう。
・フッ素入り歯磨き粉を使う
フッ素は歯を強化し、むし歯予防に効果的です。フッ素入りの歯磨き粉を選び、むし歯から歯を守りましょう。
・アライナーも清潔に保つ
アライナー自体も汚れが溜まりやすいので、毎日丁寧に洗浄することが大切です。専用の洗浄剤を使うか、ぬるま湯と柔らかい歯ブラシで優しく洗いましょう。ただし、熱湯は変形の原因になるため避けてください。
まとめ
アライナー矯正中の歯磨きは、歯とアライナーの両方を清潔に保つことが重要です。食後すぐの歯磨きやデンタルフロスの活用、フッ素入り歯磨き粉の使用などを習慣化することで、むし歯や歯周病を予防しながら理想の歯並びを手に入れましょう。
当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。矯正治療に興味がある方は、ぜひ一度当院にご相談ください。カウンセリングのご予約はお電話にて承っております。